週末の2日間は貴重な時間を過ごさせていただきました。
今日はその反動か 朝から抜け殻状態。
震災後1年を迎えるにあたって
いろんなイベントがあり、参加したいものがたくさんありましたが
体は1つ…
いろいろ考えた…というより自分の衝動に導かれて参加させていただいたのは
仙台の仮設住宅で生活なさっている女性お2人のお話をきかせていただく「きく/はなす」という会と
地震や津波の被害だけでなく今もまだ先の見えない原発を抱えた福島県のいわき市で行われる
地元の人々によるシェークスピアの「十二夜」。
いわきのお芝居はSMSでお世話になっている菅波先生が曲を提供なさっていると知り
ずっと前から是非、観セていただきたいと思っていたものでした。
どちらもゴスペルを歌っているからこそのご縁。
被災なさった方々のお話は肉声で語られることによって
メディアを通しては感じられなかった
やるせなさ、せつなさ、憤り…
それ以上にお2人の
私なんて足元にも及ばない心の大きさ、広さに自分の無力さを痛いほど感じました。
いわきでのお芝居はたった2ヶ月間の練習で
とても素人とは思えない舞台っぷり!(って変な表現ですが…)
人前に立つということの心構えは常々SMS校長のBee先生から言われているのですが
まさにコレ!
本当に役者魂を見せつけられた思いでした。
そしてお待ちかねの菅波先生の曲も芝居の中にぴったりハマって
ちょっぴり感じられるスガナミ節(変な表現でスミマセン)もすっごくウレシイ!
最後に出演者全員で歌うシーンでは不覚にも…
蜷川さんのシェークスピアもいくつか観たことがありますが
こんなに心を揺さぶられたのは初めてでした。
帰りのバスの時間がぎりぎりでカーテンコールの途中で後ろ髪を引かれる思いでホールを出た目の前には
たくさんの願いや祈りがこめられたキャンドルが灯されていました。
これからの1年が今までの1年よりずっとずっとたくさんの安心を
被災された方々に届けられますように!
そのためには遠くに住む私たちがいつも被災された方々を思っていること!
忘れずに!