空(hanul 하늘)風(palam 바람)湖水(hosu 호수)2……青空を吹きぬける風が、湖水にさざ波をたてる。

私たちの暮らしは、美しい自然と共生をとりたい物です。そんな日々の暮らしで、感じたことを綴ります。

「ドクターイエロー」謎の内部に潜入

2024-10-07 08:04:58 | 日記

新幹線のドクターイエローが、マスコミに公開されたそうです。

「ドクターイエロー」謎の内部に潜入 ファン注目の「鉛筆削り」、使わないイス… 仕事場にする職員には悩みも

 ダイヤが非公開で「見ると幸せになれる」ともいわれる東海道・山陽新幹線の点検用車両「ドクターイエロー」。引退が発表され、2編成のうちJR東海所属のT4編成は2025年1月、JR西日本所属のT5編成は2027年以降に姿を消す。今回、大井車両基地(品川区)で報道各社にT4編成が公開され、「東京新聞鉄道クラブ」のメンバーが貴重な姿を写真に収めた。
 

来年1月に引退予定のドクターイエロー(T4編成)=品川区で

 ドクターイエロー 正式には「新幹線電気軌道総合試験車」。線路のゆがみや架線の状態などを営業車両と同じ速度で走行しながら検測する。0系新幹線スタイルのT1~T3編成から、700系をベースにした7両編成のT4、T5編成と変遷。4号車の軌道関係はJR東海グループの日本機械保線が担当する。T4、T5編成の引退後は一部の営業車両に検測機能を追加する。

◆職員は「いつかはドクターイエロー」

7号車の添乗室=品川区で

7号車の添乗室=品川区で

 ドクターイエローは7両編成。まず添乗室になっている7号車に乗り込む。東海道新幹線から姿を消した700系のシートが懐かしい。
 
 次に1号車へ。ずらりと並ぶモニターは右側が電力系、左側が信号通信系を検測。軌道をチェックする4号車とともに、新幹線の安全運行を支えている。「いつかはドクターイエロー」という入社以来の夢をかなえたJR東海の板垣伸さん(32)が電力系の検測について説明。引退について「とても残念。でも、安全運行の魂は次の車両でも引き継がれる」と話した。
 
1号車にある黄色の鉛筆削り=品川区で

1号車にある黄色の鉛筆削り=品川区で

 モニターのそばに鉛筆削りがあった。こだわりの「黄色」。見学ツアーなどでこれが出ていないと「今日はなんでないの?」と聞かれるそうだ。ある意味必要な「装備」といえるかも

◆取材陣に人気だったエリアとは…

3号車にある観測ドームのいすと検測用カメラ=品川区で

3号車にある観測ドームのいすと検測用カメラ=品川区で

 3号車ではJR東海の加藤祥太さん(33)が、パンタグラフや架線周りの支障物などを点検する「観測ドーム」について説明。いすがあり、カメラの先に架線が見える。ただ、「実はこのいすは使わない。目視ではなく、1号車のモニターで見ている」と加藤さん。そう言われてもこのいすは人気で、取材陣も順番に座った。観測ドームは5号車にも設置されている。
 
3号車の観測ドームについて説明する加藤祥太さん=品川区で

3号車の観測ドームについて説明する加藤祥太さん=品川区で

 ドクターイエローを特に希望していなかったという加藤さんだが、「多くの従業員から選ばれたのはとても光栄です」。悩みもあったそうだ。「進行方向に対して横向きで長時間モニターを見るので乗り物酔いがひどかった。最近、やっと慣れてきたんですが…」
 
 「新幹線のお医者さん」として子どもから大人まで幅広く愛されてきたドクターイエロー。完全引退の日まで、沿線に「幸せな気持ち」を運び続ける。
 
1号車の車両番号の前にあるJRマークはJR東海所属を現すオレンジ=品川区で

1号車の車両番号の前にあるJRマークはJR東海所属を現すオレンジ=品川区で

1号車にある架線の電圧検知や無線で使う「静電アンテナ」(中央)=品川区で

1号車にある架線の電圧検知や無線で使う「静電アンテナ」(中央)=品川区で

1号車にあるモニターの前で電力系の検測について説明する板垣伸さん=品川区で

1号車にあるモニターの前で電力系の検測について説明する板垣伸さん=品川区で

軌道を検測する4号車はJR東海グループ会社の日本機械保線の乗務員が担当=品川区で

軌道を検測する4号車はJR東海グループ会社の日本機械保線の乗務員が担当=品川区で

3号車の観測ドームから見るパンタグラフ=品川区で

3号車の観測ドームから見るパンタグラフ=品川区で

7号車の前方カメラ=品川区で

7号車の前方カメラ=品川区で

咲き誇るヒマワリの横を駆け抜けるドクターイエロー=8月5日、岐阜県大垣市で

咲き誇るヒマワリの横を駆け抜けるドクターイエロー=8月5日、岐阜県大垣市で

でした。

 

 

【子規365日】■10月7日

猿蓑(さるみの)や秋の季あけて読む哉(かな)     1895(M28)年

夏井いつき【子規365日】朝日文庫

猿蓑は、芭蕉の発句・連句集

 

《秋の夜》の俳句

秋が深まるにつれて、夜が次第に長くなる。月の光や虫の声に遊び静思を楽しめる。秋の宵、秋夜半。

・住む方の秋の夜遠き火影(ほかげ)かな     蕪 村

・墨するや秋夜の眉毛うごかして     蛇 笏

・秋夜遭(あ)ふ機関車につづく車輛(しやりやう)なし     誓 子

横田正知編「写真 俳句歳時記 秋」現代教養文庫 より

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