山野草オタクの闇

山野草愛好家と言われる人々。野山の野草を愛し、自然を慈しむ心優しい人?  はたしてその実態は・・・

ヒナラン

2021年06月10日 | 花散策

先日ヒナランを見つけたのですが、非常に希少で、しかも盗掘が大変多い植物なので、ブログに掲載するのをやめようと思っていました

しかし、大分県のブロガー、ヤマッパーの中にはヒナランを記事にしている方が幾人もいらっしゃる

私だけ非公開にしてもあまり意味がなさそうなので投稿する事としました

ただ、撮影したヒナランはどれもシュッとしておらず、あまり冴えない花ばかりだったので、表紙の一枚だけは過去撮影した画像を掲載する事にしましたのであしからず

 

前回の記事で、私の目の前にドローンが墜落したとの内容を記しましたが、顛末を報告した豊後高田市から回答を頂き、その内容によれば、警察の方に情報を提供していただいたとの事です

ドローンに関して危険な目にあった、または実際に怪我をしたとの事があれば、警察にて相談にのってくださるそうです

豊後高田市の場合は、豊後高田警察署 Tel 0978-22-2131との事ですのでご参考に

 

さて、とある岩山でのお話(●^o^●)

岩の上にはシソバタツナミが着生していた

ネットの記事にはツクシタツナミソウと混同しているものが多いのですが、実際見てみると違いが良くわかると思います

すぐにわかる違いは、典型的なシソバタツナミの葉身はツクシタツナミソウに比べて短い

また、黒っぽい斑が入っている(ツクシタツナミソウは白い葉脈が目立つ)

葉裏が紫というのは、ツクシタツナミソウでも見られるため区別点にはならないと思います

 

岩山にはシモツケやヤマツツジが多い

 

マルミノヤマゴボウの花は、ほぼ終了

これから果実が美しい紫色に染まることでしょう

オニルリソウもほとんど果実になっていたが、花が少しだけ残っていた

 

これも岩山に多く見られるキハギ

 

帰化種のヒメボシタイトゴメ

シンジュボシマンネングサと似ている

岩を這うように生えているテリハノイバラ

 

厳しい断崖に自生するヒナラン

環境省絶滅危惧ⅠB類 環境省のレッドデータでは、ウチョウランよりも希少な部類になる

崖を登っている最中発見

危険なので、岩に生えている灌木にセルフビレイをとって撮影

 

非常に無理な態勢で撮影したので、足がつってしまった

 

私のふるさとの山では、30~40株自生していたものが、ある年一斉に盗掘されてしまった

佐賀県の黒髪山では、百株以上盗掘されたとの報告もあった

自生地を知る人は安易に人に話すべきではないと思う

終わり(^O^)/