山野草オタクの闇

山野草愛好家と言われる人々。野山の野草を愛し、自然を慈しむ心優しい人?  はたしてその実態は・・・

ヤマサギソウ マイサギソウ

2021年07月08日 | 花散策

7月7日 火曜日 曇り時々雨

雨が降りそうなお天気なのですが、花散策に出かけてきました

 

先日、ちょっと調べものがあり、大分県のレッドリストを閲覧していると、びっくりする事があった

最も絶滅が懸念される絶滅危惧ⅠA類の欄にコメガヤが記載されていたのである(?_?)

へぇ~ ところ変われば植物の分布も大きく異なる

コメガヤがクマガイソウと同じ区分とはねぇ

逆に故郷では絶滅危惧ⅠB類のイヌナズナが大分県では普通種である

また、大分県では、普通にみられるオオヤマフスマは故郷には自生しない

大分県に移住してまだ2年にも満たないのだが、驚く事が多い

そういえば、故郷にはいやになるほど多く生えているハクサンボクを大分県では見かけないなぁ

興味は尽きないものである(*^^*)

 

 

森に入り、私の好きなツチアケビを見に行ったが、動物に花を食べられていた

しかも、2か所とも

鹿の仕業だろう 悲しいなぁ

金泉寺のツチアケビは、動物に食べられた後絶えた

ここのツチアケビもそうなってしまうのかもしれない

 

以前はイチヤクソウの開花を楽しみにしていたが、最近はあまり撮影しなくなった

 

ワタナベソウの花は終盤を迎えている

環境省絶滅危惧Ⅱ類

 

草原の花々

 

雨に降られ、傘をさしながら花散策

 

そういえば、大分県では飽き飽きするほど多くみられるクサフジも故郷ではめったに見られない

 

アソノコギリソウがそろそろ咲き始めた

環境省準絶滅危惧種

女子に人気のミヤコグサも撮っておこう

 

しっぽをピョンと持ち上げるマイサギソウ

大分県絶滅危惧ⅠB類

ラッキーな事に昨年3か所の自生地を見つけた

 

ヤマサギソウも花を咲かせている

マイサギソウと比較すると、距の曲がり方以外差異はないようだ

 

かわいいアイナエの花

質素な花だが、意外に人気がある

熊本県では準絶滅危惧種に指定されているように、あまり多く自生するものではない

 

雌性期のアリノトウグサのつもりで撮影したが、帰宅後画像を確認すると変だ

花が上向きに咲いているし、節が赤い

それに葉がアリノトウグサとは全然違う これはなんだ?

今まで見たことがないもので、種名を調べている最中である

あれ! これヒメスイバ? 非常に貧弱な株だったので気づかなかったぁ 失礼しました

どこにでもある植物です

 

さて、別の日に大分市の海岸付近をポタリングした

最近ニトリが出店した三佐地区で自転車を走らせる

 

水たまりのリフレクションが美しかった

 

神崎付近の海岸線に移動

ハマナデシコが多い

 

ハマサジが咲き始めた

環境省準絶滅危惧種

 

ハマボウ

大分県絶滅危惧Ⅱ類

 

オニユリとコオニユリ

オニユリはムカゴをつくる

 

ハマカンゾウは大分県準絶滅危惧種

梅雨らしく、すっきりしないお天気が続きそうですね('ω')ノ