山野草オタクの闇

山野草愛好家と言われる人々。野山の野草を愛し、自然を慈しむ心優しい人?  はたしてその実態は・・・

くじゅう散策 ヒメフウロ キバナチゴユリ

2021年05月16日 | 花散策

5月14日 金曜日 晴れ

くじゅう方面へ花散策へでかけました

 

サイハイランの群生地へ立ち寄ってみましたが、まだまだ蕾

ほんの少しだけ開花株が見られましたが、見頃は来週かな?

湿った岩場に群生しています

 

ヒメフウロの群生

山岳地帯ですが、付近に民家がありますので、園芸品の逸脱でしょうね

九州には自生しないようですので

 

キバナチゴユリの花は状態が悪くがっかりでした

標高が比較的高い地域なので、まだエビネの花が見られます

周辺は鹿の食害で林床の植物はほとんど見られませんが、エビネは残されていた

殺風景な森の中では鹿が食べないバイケイソウがぽつりぽつりと生えていた

 

ヒメナベワリとコクワガタ

 

くじゅうでは、ミツバウツギが大変多い

普段歩かない場所を散策してみると、キツネノカミソリ(あるいはオオキツネノカミソリ)やトリカブトの大群生地を発見

 

コケイランは数を減らしている印象

別の場所のコケイランは、エビネ共々流されてしまった

 

沢岸にコテングクワガタが生えていた

沢ではヤマフジやベニシュスランの葉も観察

サバノオの花に代わって、ミヤマコナスビが咲き出しそうです

ヒメフウロは石灰岩地質の限られた場所に自生するようだ

昨年の豪雨被害で多くの山野草が姿を消しており、悲しい(T_T)