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今日も平戸で庭ぐらし

登録文化財大曲家住宅
武家屋敷の庭 ギャラリー エル・ハルディン

今日も平戸で庭ぐらし 今年のうさぎ

2011年01月19日 | グルメ
今日は、今年初めての「お抹茶を頂く会」の日。
年初なので、初釜の気分で。

お菓子は、富山の五郎丸屋・干支の「薄氷」。
今年はうさぎ年ですが、特に月と縁のある兎ということで、丸い兎のお菓子が届きました。

今日は年の初めということもあり、
「炉」の寸法はどのようにして決められたか、などと硬い話も交えつつ、
和やかなよい会となりました。

明日は大寒。
大寒のころは、その名の通り本当に寒い日が続きますね。
2月初旬までは、我慢が要りそうです。

今日も平戸で庭ぐらし 歌ごよみ

2010年12月08日 | グルメ
今日12月8日は、
太平洋戦争が始まった日。
ジョン・レノンが亡くなった日。
ちょっと気持ちが重く感じる1日でした。

そして、今日は月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。
今日のお菓子は、名古屋・不老園「歌ごよみ」でした。

左の包みに、月・雪・花の3つのお干菓子が入っているかわいらしさが大好きで、
愛知県に住んでいたころは、この「歌ごよみ」をよく買ったものでした。

お店は、いつ頃の建物かわかりませんが、かなり古い建物で、
店頭に並らぶお菓子の横に添えられた菓子銘は、どれも美しい短冊にみごとな書でしたためられていて、
老舗の菓子舗にふさわしい空気感のようなものまでが、いまだに忘れられず目に浮かびます。

久々に「歌ごよみ」を頂きましたが、
長い年月を通して作り続けられているお菓子は、
折々に起こる不幸な出来事を超越して、人の心に優しく寄り添っているように思われました。






今日も平戸で庭ぐらし 紅玉林檎ぎっしり

2010年11月09日 | グルメ
昨日は月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。
昨日のお菓子は、京都・永楽屋「琥珀 紅玉」でした。

寒天で濃密なリンゴペーストを固めたお菓子。
和菓子屋さんのお菓子なので、一応干菓子ですが、
紅茶やブランデー、ウィスキーのお伴としても。

最近は、紅玉というリンゴになかなか出会うことがありませんが、
リンゴの香りがギュッと詰まったこの琥珀からは、
遠い青森や、信州の風景がふっと感じられるような、
秋の深まりと共に入れ替わる空気の清々しさに思いを馳せることが出来るような、
かわいらしいお菓子でした。

写真をあとから見て、粉が散らかっていて・・・
行きとどきませんで、申し訳ありません。
撮り直そうにも、お腹に入ってしまいまして・・・

今日も平戸で庭ぐらし みのりの秋

2010年10月04日 | グルメ
今日は、月に一度の「お抹茶を頂く会」の日。
お菓子は、京都「鍵屋良房」製「みのりの秋」でした。

「鍵屋良房」のお菓子は、8月の竹に入った水ようかんに続いて2回目。

今回のお菓子は、写真を見ておわかりの通り、秋満載のあでやかな干菓子です。
お席には、この籠のまま出して、まず目で楽しんでいただきました。

このお店のお菓子は、前回の水ようかんもそうですが、
全く手抜きがないこと。お見事です。
干菓子は、ともすると見た目だけ、というものもあるのですが、
今回の「みのりの秋」は、それぞれにきちんとお味にも手ぬかりなく。
見習わねば!と思いました。



















今日も平戸で庭ぐらし 旅奴

2010年09月06日 | グルメ
今日は、月に1度の「お抹茶を頂く会」の日。

今月のお菓子は、京都北大門町の御倉屋製・旅奴でした。

本来ですと、9月に入り6日にもなれば
空気は湿気が飛んで、気分も晴れやかになり、旅行でもしたいなァ、という気分。
そう思って、今日のお菓子を選びましたが、
台風が接近しているせいか、まだまだ晴れやかという訳にはいかず・・・
10月のお菓子にすればよかったな、と。

「旅奴」は黒砂糖かりんとうを、お茶席でも使えるようにしたお菓子、
と言うと、本当はこのお菓子を評価することにはならないと思いますが、
気分はそのようなお味です。

でも、なかなか鄙びて、しかも手がかかっているのだろう、と思います。
かりんとうのよう、と言ってもパクパクと食べるお菓子ではありません。
もう1度、空気の違ったときにいただいてみたいお菓子でした。