やまぶき 2014-04-24 | 生花 やまぶきを見るたびに なんて慎ましい花なんだろう、と思う。 この花にまつわる昔話。 貧しい農家の少女が 突然訪ねてきた客人に 「もてなせるものは何もないのです。」 という意味を込めて やまぶきの一枝を差し出した。 確か、こんな話だったと。 言葉でなく、花で自分の気持ちを表すなんてね。 私には やまぶきの花が、ひなびてはいるけれど、純真で気高い少女に見えるんです。