どう老いるの

要介護3の母83歳+50代夫婦+ワンコ2で暮らしています 2021.5月現在

散歩ができる幸せ

2018-03-31 | 
報告が遅くなりましたが
お陰様で母はこうして散歩を再開しました
天候にも恵まれ、今日で再開して4日連続の朝散歩です
写真を見ると歩幅にびっくりです、家では今にも転びそうなほどのすり足で、、(実際、退院後に一度、玄関の上がり框に躓いて転びましたし・・)、そのすり足の音は、夢も希望も無いのに生きなければいけない悲しさを語っているようで、私は辛いばかりですが・・


ポケットに手を入れていますね、寒かったんでしょうね、風があったからね

散歩は良いですね
桜が満開のこの季節に散歩ができて幸せです


とーちゃんとハナの休日の昼下がり

5か月ぶりの再会、、は、誰のおかげ?

2018-03-25 | つれづれ
今回も介護日記じゃ無いです

今日、久しぶりにドッグランに行きました
すると「ハナちゃん?マリンちゃん?」と言う女性のお顔を見たら、覚えのある・・、、うーん、、
そうでした、母が圧迫骨折して入院した時に医師との面談があって有休を取得した日、
隙間時間にドッグランに行った時の事、ハナ&マリンはドッグランで遊んでいて、その彼女とワンコは柵の外からこっちを見ていて、同じダックスフンドだから柵越しにどちらともなく話しかけて、、 彼女はこちらに引っ越してきた初日だと話し、ハナ&マリンがお世話になっている獣医の事を話し、、、柵越しに結構色々長く話したかも? そして彼女にお礼を言われ、私は「とんでもない、私の方こそ母の事でストレスがあってお話しできて楽しかった」と感謝の気持ちを伝えました

その彼女とワンコちゃんとの再会です
「お母さんはどうですか?」と聞いて下さいました
そして、お話しした動物病院に通っていることや、昨年の暮れにハナ&マリンと動物病院で一緒に過ごしたこと(うちはトリミングで預けていた)や、私の夫&ハナ&マリンがドッグランに行った時(たぶん私は宿泊出張中)に会って話をしたことを教えてくれました

出会いは、ハナ&マリンのおかげですね
でもキッカケは母かもしれません、母の事で心が疲れていたから誰かと話がしたかったのかも知れません
そうじゃなきゃ、初対面の人と、そんなに印象に残るほど話なんてしないでしょう

その彼女&ワンコちゃんの住まいがとても近いことがわかり(お互いマンションの玄関まで散歩しました)、これからもきっと会えることを確信しました。みんなそれぞれ暮らしに忙しいけれど、いつかまた会えると思える知人ができるっていいですね。

そのトリミング時病院での写真

ハナ&マリン(3歳)


母のおかげで10年ぶりの再会

2018-03-13 | 
今年の年賀状に、
「昨年3月に介護用品の仕事に転職しました」と、10年ほど年賀状だけのお付き合いの知人から近況報告がありました
近隣地域でお互い暮らしているけど、会うことも無く月日が過ぎていたし、これからも会うことは無いだろうなと思っていました
我が家は介護用品はもうすでに業者が入っていますが、新たにベッドをレンタルする必要があったのでその知人に連絡しました

懐かしい~
そうだった、その知人との出会いは、愛知の兄と暮らしている母に私のそばで暮らしてもらいたくて、けれど兄は大反対で、一切協力しないと言われ、引っ越しの軍資金を準備するために本業とは別にバイトした職場で知り合った彼女だったんだ

夫は私の母をそばに呼ぶことに反対しなかった、だからこそ金銭面だけは迷惑掛けたく無いと思い、その当時日中パート事務をしていたのと別に、母の引っ越し軍資金を貯めるために、夕方~夜のバイトを始めたのです。
血液臨床検査の仕事でした、1年半くらい務めたかな。彼女は私がバイトで入った後で同じくバイトで入ってきて、その後、正社員になり10年務めていました。私はそのバイトを辞めた後は暮らしが多忙で、年賀状だけのお付き合いになったのです

母の為に務めた先で知り合った人と、10年の歳月が過ぎ今また、母の事でお付き合いが始まりました
その彼女から嬉しい言葉がありました
「あの時、〇〇さん(私の事)が最初に声かけてくれたの」
新しい職場で不安でたまらなかった時、心をほぐしてくれたのだと。

それを聞いて、昔の事を思い出しました
小学校4年生の時、クラスでいじめられていた女の子がいました
その女の子の容姿は、髪は赤茶色でクルクルで、顔は黒人の女の子のようにキュートでした、そして暮らしは、どう表現していいのかわかりませんが、それもいじめられる要素だったと思います
その女の子が、授業中に椅子に座ったままおしっこをしてしまったのです
トイレに行きたいって言えなかったのでしょう
月日は流れ、私は県外で就職結婚をして子供を連れて里帰りした時に、地域の大型スーパーに家族で買い物に行き、レジで精算をしていると突然、レジの女性が「〇〇ちゃん!〇〇ちゃんでしょう!?」と私に話しかけてきました
私はわけが分からなくて、その女性を見ると、「小学校の時に(あの時に)一緒に遊んでくれてありがとう、その時のお礼をずっと言いたかったの!」と、明るく大らかに私に言いました
レジで並んでいるお客さんがいるから、本当に一瞬の出来事でした

その彼女とはもう二度と会うことは無いでしょう
今、お礼を言いたいのは私の方です
その彼女の言葉を何年かに一度、何かのキッカケで思い出すことがあります
何のとりえもない私にしては、大きな実りでした


2018年(H30年)3月1日 母 小腸腫瘍摘出手術





きれいな小腸

2018-03-01 | 
母の小腸はとても美しくて驚いた

救急病院だからすることが早い
本来だともっと検査をしてから腫瘍摘出手術になるそうですが、
救急搬送当日のCT検査、平日を待っての上部・下部消化管内視鏡検査、それによる観察範囲内で胃や大腸に腫瘍性病変や貧血をおこす病変は認めません。、、と言うことで、翌々日の今日3月1日に手術となりました。

手術は無事終わり、摘出したものは病理検査に提出され最終診断がつきます
どうか良性でありますように。

手術後の医師の説明時に摘出したものを見せてもらいました
腫瘍はシャインマスカットのようなプリンとした一粒が腸の内側にあり、その腫瘍と繋がっているかのような腸の外側に血が溜まったような小袋ができていました。

切除部分は腫瘍を中心に小腸(全長30cmくらいに見えました)で、標本のようにしたものを見ました
それは本当に美しくて、写真に収めたいと思ったほどでした
付き添いの看護師もあまり見たことが無いほどの腸だと雑談

麻酔から覚めて、「お母さん(自分の事)、どうしたの?」と一瞬のせん妄
説明したらすぐに気づいたようです
「痛くてつらい」「のたうち回るほど痛い」と言いながら、いつも痛みがひどいときは吐き気があるので、
突き上げてくる痛みの時は、胃液と少量の血交じりの唾液を吐きました
出産のときとどっちが痛い?と聞くと、今が痛いと言うから相当痛いのでしょう(笑)
痛み止めを少し強めてもらって落ち着いた頃に私は病院を後にしました


ハナ&マリン3歳