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NPO法人猫の味方ネットワーク

不幸な猫を幸せに・・・命を大切に・・・

リンデロンA液の点鼻液

2010年11月19日 11時15分23秒 | Weblog
ステロイド入り抗生物質、1日何回となく点鼻
アキは5回ほどで鼻が良くなってきました
点眼には良くロメワンを使います
しかし、鼻にはあまり効き目がありません

テトラサイクリン系さらにキノロン系など
どの抗生物質も効かなくなった場合
リンデロンAを使います、最後の手段です
ご飯を食べさせたい少し前に点鼻します
即効性のステロイドが効いてくれます

秩父シェルターに移転して野良猫2匹目の保護
秩父の父を取ってトーちゃんと命名
アキ・リリスに次いで生死をさまよっていた猫
エイズ陽性の為にどの薬も効かなくなっていました
リンデロンAを使用
1日でのり状のよだれが減り、鼻が良くなってきました
とても少しの進歩
でも強制給餌・点滴の力で何とか持ち直しました
もう食べたくないとの意思表示までありました
強制給餌も苦しくて眼に涙をいっぱい溜めて
これ以上、苦しませてはいけない
苦渋の判断をしていた矢先
ほんの少し、強制給餌が苦しまなくても食べられるようになったのです
のり状のよだれと痰が飲み込みを悪くしていたのでしょう
涙一杯溜めての強制給餌
とても辛い看護
これで、もし少しでも命が保たれたとしても
この先、やはりまた悪くなります
その時は・・・・・・

本日、一族のリョウ、次いでカミも捕獲
トーちゃんと重なり合って寝ています
2匹とも元気な時の半分の体重になっています
さすがリョウは母猫、ヤヤにそっくりな柄です
2匹を綺麗に舐めて上げていました
リョウは薬入れ・点滴・強制給餌で身体が楽になったのでしょう
ブルーの眼がお礼を言っているように見えました
威嚇しながらもどんどん食べてくれました
噛みつかれても仕方ないと気合い入れた甲斐がありました
鼻が詰まって食べられないでいたのです
トー、リョウに次いでカミも点滴・薬入れが出来ました
どの子もエイズ陽性、これからが大変!!


エイズ陰性と陽性ではこんなに違う

2010年11月17日 14時55分42秒 | Weblog
11/15 渋谷区 コニシ様 毛布・フリマ用品提供
11/15 東村山市 タナカ様 毛布・フリマ用品提供
たくさんの毛布(全部で15枚)本当に助かりました
フリマ用品もとても良い品々がたくさんあって感謝です


シェルターにはエイズ猫が10匹前後います
この中で今回、トーちゃんはどの薬も効かないのです
エイズウィルスの方が強い!!
朝晩の点滴と強制給餌、点鼻
もうこれしか手立てがありません
それでも日々、症状は悪化
眼は開かなくなり、鼻は塊り、のり状のよだれは止まらず
トーちゃんにとってとても辛い日々なのです
このまま続けば安楽死も考えています
猫にとって、人として出来る限りを尽くしても回復しない時
決断の安楽死!!
苦しい時間を延ばすだけでは虐待に相当すると考えます

生死が危なかったアキ


写真のように元気になってc/dに銀のスプーン混ぜを食べてくれるように
食べている間は見守りが必要
他の猫が回りで狙っている、困った事です

リリスはすっかり以前にまして元気になりました
時折の点滴・腎臓ミルクは多飲多尿も減らしてくれています
今回でリリスの身体を把握出来た事
今後の飼育にとても有利になりました
もっともっと長生きさせたい思いでいっぱい!!


テトラサイクリン系の抗生物質で効いてくれるのはエイズ陰性の猫
キノロン系の抗生物質に変えなければいけないのは陽性猫です
これも効かない場合は点鼻しか残っていません
風邪症状ひとつで大きな差がはっきりと見えました
現在、他のエイズキャリアで鼻炎の免疫力のある猫は10歳までは発症しないでしょう
エウは少々風邪症状が出て嘔吐、アクロマイシンで効果ありでした
10歳、エイズキャリア

2階病棟は満室状態
自分の寝床を取られたと訴えて来る猫
自分のご飯を取られたと訴えて来る猫
下痢の猫の発見、ススキでした
ガスター10を何とかご飯混ぜに成功
強い猫が君臨するのを防ぐにはどの子にもアンカを入れて上げるしかない
ソフトアンカを12個購入しても足らない
さらに買い続けなければ・・・・・頭が痛い
休む暇もない日々、頭痛はもしかして風邪??

死に至る鼻気管炎

2010年11月14日 11時38分10秒 | Weblog
リリスもアキも鼻気管炎のようでした
リリスもアキもビクタスの薬で鼻詰まりが良くなったら食べるように
まったく同じでした

アキの方が重症になってしまった事で大変な血液検査結果に
リリスは年相応に多少悪くなっているものの風邪症状のみ
朝夕、私を呼んでくれるように元気いっぱいに戻りました

トーちゃんも室内に保護、ビクタス投与
昨日より、よだれも少なくなってクシャミも減りました

プーラ・ラテはアクロマイシン投与
咳が少し出初めてラテは嘔吐・食欲不振の為、プリンペランも

ハラはアクロマイシン投与3日目、ほとんど咳が出なくなりました

今まさにフクの捕獲に尽力中
部屋も確保、しばらくはアクロマイシン投与、a/d缶の強制給餌
フロントラインプラス塗布、爪切りと今回の捕獲でやる事いっぱい
鼻詰まりのようで食べなくなっています

秩父シェルター、アキの鼻気管炎ウィルスはとても手強い
季節の変わり目に体調崩す猫は免疫力が弱い
いくらアキと接触していても発症しない猫も多数います
ワクチン接種をしていても免疫力の弱さには叶わない
弱い猫は必ず重症化しないうちに対処しなければ
今回のアキのように死に至るほどひどくなります

鼻詰まりが発見されたらすぐ動物病院へ
鼻詰まりは食べなくなります
便に多少の血が付く時も鼻気管炎を疑い抗生物質の投与を

今回、アキの食欲減退を発見するのが遅かった事
重々、反省!!
くしゃみが少し出ていた時があったのにと残念でなりません

今回の2匹の重症を心に刻み
今後は少しの症状も見逃さないように徹底管理!!

ストーブの前で寛ぐ5匹の写真
危ない猫たち同士、不思議にくっついています


11/12 武蔵野市 サトウ様 支援金
11/15 渋谷区 ヤマモト様 毛布提供
ありがとうございました

横浜4匹猫、その後そして冬

2010年11月13日 16時17分48秒 | Weblog
プーラ君
今ではすっかり1階やお外にも出ています
プーラ
「ここまで来たけど大丈夫~?」
と私の顔を見ます

「プーラ、ここまで来れたの~大丈夫だよ~」
お外でゴロンゴロン
とても楽しそう、一番好奇心旺盛
抱っこ大嫌い、爪切りが難しい
咳が少々出てきたのでアクロマイシン朝晩投与

クリちゃん
プーラ君に次いでいつの間にか1階へ
似た柄がたくさんいるので気が付きませんでした
たくさんの猫の間を横切っているクリちゃん
まだお外には行けません
お外に行ったプーラ君を時折、鳴き声で呼んでいます
抱っこ大好き、爪切りOK

コピ君
あんなに臆病で引きこもりだったのに・・・
あの引きこもりは他の猫の観察期間中だったようです
今では4匹の中でも一番強い
気に入らない猫との遭遇にしっかりと威嚇
おまけにあちこちにマーキング
自分の存在を誇示する意思の強い子
4匹の中で一番の見張り役です
爪切りの時、順番をちゃんと待っています
偉い~!!頭良い子

ラテ君
4匹の中では一番優しい
いつも抱っこをねだります
抱っこするといつまでも抱っこ
降ろすのが可哀想な子、爪切りOK

4匹とも
「お部屋に入る時間ですよ~」
と言うとみんな入ります
4匹とも偉い!!
1週間に一度、たくさんの猫草を食べさせます
4匹ともシャリシャリと食べまくり
お陰でほとんど吐く事が無くなりました
コピ君とラテ君の写真



本日の投薬の猫
アキ、リリス、トー、ハラ、ヒナ、プーラ
薬を間違えないようにするのが一苦労
あっという間にリリスのミルクの時間
あっという間にアキのサプリの時間
何と忙しい事、それでも回復してくる様子はたまらなく嬉しい!!

秩父シェルター3回目の冬がやって来ました
薪ストーブ・練炭・各種電気・灯油
毎年、暖房費50,000円は下りません
今年の冬は1匹も欠ける事のないように何とか頑張って行こう~!!

心臓が悪いと咳が出ない

2010年11月12日 09時11分52秒 | Weblog
リリスの検査結果から心臓悪化でした
リリスは時折、咳をしていたのです
セカンドオピニオンの獣医さん曰く
「心臓が悪い猫には咳は出ないよ~」
え~ぇ~
咳をしていたのに心臓悪化と言われていました
何だか獣医さんによってずいぶんと違います

よりにもよって2匹同時に具合が悪くなるなんて
2匹ともまったく接触がありません
それなのに2匹ともコンベニアが効かなかったのです
その為に血液検査やレントゲン
その前にビクタスを飲ませる事を教えてくれれば良かった
何事も経験
① コンベニアが効かない風邪症状もある
② 効かなかったらビクタスを飲ませてみる
それから様子を見てみる
今回の2匹の症状で重大な事を知りました


ばんざ~い!!です

アキちゃん、活性化してきました
良く食べ、良く水を飲むようになりました

リリスちゃん、活性化してきました
ご飯を食べ、水を飲むようになりました
爪とぎもしました
何と素晴らしい~!!
嬉しい限りです
やはりコンベニアが効かない風邪症状と決定です

リリスで点滴の失敗を繰り返しましたが慣れだそうです
かなり点滴液を漏洩しました
温度がとても難しい
病院ではレンジで温めていますが湯たんぽが一番良いようです
リリスのお陰で点滴の練習をさせてくれました
今度はちゃんと出来るよ~リリス!!

ここまで違う、セカンドオピニオンでの診察・治療

2010年11月11日 17時23分33秒 | Weblog
アキちゃん
ニューキノロン系ビクタス40mgを投与
それはびっくりするくらい度々食べ始めました
自分の身体を少しでも良くするかの如く
もし風邪症状の悪化だけであったなら
一週間後の検査ではっきりします
ビクタスが効いて体調が良くなればリンパ腫・腫瘍の疑いは晴れます

リリスちゃん
鼻炎がひどい為に食べられないのではないかとの診断
やはりニューキノロン系ビクタス40mgを投与
以前にましてチューブダイエット腎臓ミルクを美味しそうに飲んでくれます
高齢の為に点滴も追加した方が良いとの診断
毎日、通院するのはストレスが掛って大変
点滴セットと点滴の仕方を教わりました



これで毎日、100ccくらいでも点滴すればもっと活性化する

2匹の診断は最初の病院の診断とかなり違っています
アキちゃんは腎臓・肝臓悪化、リンパ腫・腫瘍
リリスちゃんはぜんそく・心臓と腎臓の悪化
もう助からないような診断でした

しかし
2軒目の病院での血液検査の結果を見て頂きそれほど悪くなっていないとの事
コンベニア(長期型抗生物質)が効かなかったので風邪だと疑わなかった病院
2軒目の病院でコンベニアの過信を説明されました
必ずしもコンベニアが風邪症状に効くとは限らない
もし効いてなければ別の抗生物質で試す事

1軒目ではそんな事をしてくれませんでした
それどころかもう助からないような診断
リリスちゃんなんか延命処置の方法なんて言われてしまう始末

アキちゃん・リリスちゃん頑張っています
必ず、今回は完治する事を確信しています
頑張ります~!!

11/10 新宿区 ヤギハシ様 支援金
リリスの亡くなった飼い主さんのお母さんより治療代にと送られてきました
有難いです
出来る限りの治療はするつもりでいます、やはり支援金は助かります
ありがとうございました!!

アキちゃんの命

2010年11月10日 09時30分17秒 | Weblog
秩父の動物病院で見離されてしまいました
それほど血液検査の結果が悪い
白血球が非常に多く、おまけに貧血もひどい
考えられる症状はリンパ腫・もしくは胃腸内の腫瘍
だとか・・・・
貧血がひどい為に輸血しなければ開腹は出来ません
秩父の病院では輸血が出来ないそうです
深谷市の病院を紹介されました
深谷まで行くのなら東京へ連れて行きます
緊急、懇意の病院に依頼
今日・明日に出来る事の指示を頂きました
手持ちの薬を利用し、強制給餌
まだ5歳、とても食べたがります
生きようとしているのです
このまま死なせるわけにはいかない

リリスは何とか腎臓用ミルクを飲んでくれています
3時間置きに何度も飲ませます
このミルクが命を繋いでくれるかもしれません
もう自分から食べる事をしません
鼻が詰まってさらに心臓が悪く、さらにぜんそく
何と病気のデパート
シェルターに来て1年
喪中症もきっと腎臓悪化を早めたのでしょう

2匹の命との戦いに私も戦います
出来ればヤヤの捜索をといつも考えているのに
いつも壁が・・・・・・
元気で居てくれる事を祈るばかり!!


手を離せば消えゆく命、10匹

2010年11月09日 10時37分12秒 | Weblog
本日、アキちゃん検査入院
血便の正体を知りたい
体重が落ちて口・鼻が真っ白
食欲あるにも関わらず少ししか食べられない
口内炎なし、明らかに何処かが悪い
夕方、検査結果待ち

りょう・かみ・すすき・とー・ちー・ひな・ふく・りえ・リリス・あき
総勢10匹
私が手を離せば死んで行きます
今年の冬には消えて行くでしょう
しかし
何とか寒い冬を持たせて上げたい
そしてまた、夏が迎えられるように
少しでも投薬・通院しながら
出来るだけ治療費を捻出しながら
出来る治療をして上げたい!!

リリスの点滴通院そして腎臓サポートミルク投与
少し口・鼻がピンクに
点滴中、動きも出て来た
今回はリリスも頑張ってくれました

いつもいつも腎臓との戦いです
戦っても戦っても腎臓は少しずつ悪化して行きます
犬は心臓・猫は腎臓
その子の寿命と運命は免疫力に掛っている
猫風邪を悪化させると腎臓にダメージ
もっと医療の発展はないものだろうか~!!

11/4 調布市 タカハシ様 支援金
2年も前の里親さまチャルちゃんより




募集時と現在の写真、大きく立派になりました
ご支援を心より感謝致します!!

リリスの検査入院

2010年11月08日 08時09分11秒 | Weblog
アキちゃんの検査入院を急きょ、リリスに変更
リリスの体温が低下して来たのです
急いで病院、そして夕方退院
検査入院費 18,375円
酸素をたくさん吸って気持ち良さそうな顔になっていました
気管支ぜんそく・心臓肥大・腎臓低下でした
しばらく毎日、点滴を続けます
元のように元気になってネネに威嚇するまで
点滴は続けます

リリスの延命治療
腎臓食は食べないので腎臓ミルクを補助的に上げる事
時折、点滴を続ける事
心臓・腎臓の負担を軽くする投薬を生涯に渡り飲ます事
気管支拡張剤でぜんそく発作を起こさないように投薬の事
以上がリリスの今後の生活です
リリスが痩せていたのはぜんそくが原因ではないかと
奈良橋シェルター18歳のミミカケさんと同じ症状
リリスまだ13歳、まだまだ頑張れる~!!

リリスの通院
動物病院までの日々の車中、リリスはキャリーバックから出て
私の腕の中で安心して鳴きもせず、ずっと抱かれています
私は左手リリス、右手ハンドルの姿勢で病院まで
こんなに私を信頼し喪中症から脱してくれました
出来る事を出来るだけして延命させて上げたい!!

喪中症だったリリス~もう少し生きてくれ!!

2010年11月07日 11時08分14秒 | Weblog


聞き慣れない症候名
まさに当シェルターに入所したリリスの罹った病気
飼い主さんが亡くなった為に威嚇・攻撃するようになったリリス
半年以上掛りました
威嚇はおろか攻撃までしてくる始末
触る事などまったく出来ず、ご飯を上げてトイレの掃除のみ
その時もリリスの顔を見ながらそっと、とにかくそっと~

今ではスリスリベタベタの抱っこ大好き
可愛いくてたまらないリリス
まさに喪中症でした
飼い主さんひとりとの生活が10年も続いたのです
他の猫との遭遇も無かった生活

それなのに亡くなった飼い主さんの一周忌に
まさに具合が悪くなったのです
今日は検査入院
心臓がかなり悪化しているとの事
せっかく抱っこ大好きなリリスになったのに
喪中症が全快したのに
どうして~どうしてこんな時に
せめてもう2年、せめてもう1年
亡くなる時、リリスをとても心配されていた飼い主さん
飼い主さんが天国でリリスを呼んでいるのでしょうか
だったらもう少し、命を下さい!!