動物病院に頼らない！！

重症になっているアキちゃん
血便です、それも鮮血が滴り落ちて
大変！！動物病院へ
獣医さん
「何かお尻が臭いますね～」
「検便をしてみましょう」
検便をしようとしている女性獣医さん
「お尻に入りません～あっ、入りました」
「やはり体温計に血が付いています、お尻周りに何か硬い物がありますが・・・・」
獣医さん
「・・・・・」
「検便の結果はコクシジュームや他の虫は居なかったです」
「とりあえず、抗生物質とステロイドを打っておきましょう」
「様子を見て下さい」

ありがとうございました、と帰宅
しかし明くる日、回復しません
動きはあるものの、まったくフードを口にしない
これは大変！！
すぐさま強制給餌

アキちゃんは５歳くらい
保護した当時は瀕死の重症でした
人にベタベタでとても野良猫とは思えない６ヶ月くらいでした
こんな状態の子猫は里子には出しません
将来、決して健康ではないからです
案の定、５歳くらいから症状が出て来ました
鼻気管炎の重症です

何度も注射、抗生物質投与で乗り切って来ました
今回の血便・血尿？は止まりました
しかし、お尻から異臭がします
意を決して台所調理台の上を診察台に
洗濯ネットに入れたアキちゃん、怒る・唸る・嫌がる
それでも心を鬼にして、出来る限りの照明
あっ！！
お尻と尿道をふさぐように大きなかさぶた
これが臭いの原因でした
すぐさま、テッシュ・熱湯・ガーゼ・脱脂綿・はさみ・蚤取り櫛
シャレーの中で消毒出来るものはすぐさま消毒
熱湯で端念に溶かす時間15分、切れる毛はカット
それからはさみ・蚤取り櫛でやっと・・・・
石のように硬くなった便や尿と毛との固まりでした
何とも異様な臭い

アキちゃんのようにだらしのない猫もいます
絶えず、お尻を綺麗にする猫ばかりではない事
さらに血便や血尿といった症状が拍車を掛けます
これでビルラマイシン投与
大汗の後、綺麗になったアキちゃんのお尻を見ながら
「あ～ぁ、動物病院だってこの塊りを知っていたのに～」