本日もキャラクターものではなく、他業種とのコラボレーションで誕生した花札を紹介します。
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こちら、一見なんの変哲もない普通の花札かと思えますよね。
この花札は2019年、スタバの新店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー」が中目黒にオープンした際に発売された、大石天狗堂とのコラボ商品です。
絵柄は現在販売されている大石天狗堂製の花札と同じです。
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何が違うのかというと、ご察しの方もいるかと思いますが、各札の色味がコーヒーをイメージした茶色系になっているのです。
花札の絵柄におけるカラーリングは、作る会社が違っても、おおよそ統一されたパターンになっているのですが、それを大胆にアレンジしてスタバのイメージに結びつけたアイデアが素晴らしいですね。
こんなカラーリングにすると、7月の札・萩との判別がしずらいというデメリットが生じそうです。常識的な考えからではまず思いつかなかったアイデアでしょう。
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商品開発のディレクションを担当したのは、ビームスの南⾺越氏。
⽇本の物づくり⽂化の奥深さを感じるきっかけをつくろうという趣意によって、伝統的な花札にも新たな息吹をもたらしてくれたのでした。
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