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犬小屋の住人は、わんこの幸せってなんだろうって?って思いながら願いながら...わんこに幸せもらっています。

股関節形成不全について

2012年09月06日 | ■獣医さん・医療情報

コロン君は劣悪な環境の繁殖場からレスキューされたお母さんが

保護した時に妊娠していて、その後に生まれた子です。

兄弟の中には走れない子が居ます。

赤ちゃん時に検査をされて予防手術も終え元気に走り廻れる親戚の子も居ます。

 

犬達には何の罪も無いのに痛い思いをして楽しく走り回る事も出来ないなんて・・・

保護犬を助けて下さり大切に我が子を育てて下さっている飼主様も

悲劇です。

 

赤ちゃんの時に予防手術をされたレガロちゃんの例をご紹介します。

生後2カ月で迎えられ、その頃からお座りばかりしていたので、何かあるとは思われていたそうです。

3か月検診の時に獣医さんが「劣悪な繁殖場から来たならきっと股関節は悪いだろう。」

レントゲンを撮ってくれて案の定悪く、

生後5カ月迄に施術すると今後うまく成長するのではないかと言う

「恥骨結合固定術」という手術をを勧められそうです。

恥骨の間を焼いてくっ付け、股関節の成長に合わせる様な予防手術で、

日帰り手術そのまま歩けたそうです。

結果、良かったのかもしれません。まだこれから先はどうなるかは分かりません。

とおしゃっていました。

レガロちゃんは獣医さんに恵まれましたね。

もちろんしっかり健康診断をされた飼主さんあってこそです。

 

保護犬だから医療費がかかり過ぎても里親様にも支払ってもらえないからと

最低限にしか医療を掛けない愛護団体もあります。

(コロン君の愛護団体ではありません)

医療費は高いです

でも、命を救っても、余生が快適でなければ意味がないように思います

何の為に助けるのかと・・・

 

 

何の罪も無い犬と飼主さん

知る事でこれからこのような犬達が減る事を願っております

参考になれば


 

股関節形成不全について

ドッグ・アクチュアリーの記事を抜粋しました

犬の股関節形成不全症根絶への各国の取り組み (1)

犬の股関節形成不全根絶への各国の取り組み (2)

ドイツ発 関節炎治療の新技術 NOVOJOINT

股関節形成不全の評価は絶対なのか?

 

お金目当てに繁殖に向かなくてもただ増やし続ける

薄利だろうが多売する繁殖場がもたらす悲劇

取り締まれないからと言っているだけではありませんか?

あなたが買うから作るのです。

虐待繁殖について考える (1)

虐待繁殖について考える (2)

 

飼主さんに出来る事

股関節形成不全の発症に大きく影響する、子犬時代の生活環境

 

シンシアについて私は以下の心配をしていました

痛みが犬の突発的な攻撃の原因に

 

コロン君の件ではシンシアの担当の先生に電話でご相談しました。

正確には受け付けの方に一般的な事をお聞きしたのです

そうしましたらお忙しいのに先生からお電話を頂きました。

一度しか受診した事も無いのに

丁寧に対応して下さり

その説明に不安は払拭出来ました

飼主様にお伝えする事ができました。

口で言うのは簡単ですが出来ない事です

プロフェッショナルとはこういう事かと

自分に振り返り仕事に向かう姿勢を

問い質せた一件でした。

 

ちょっとそれましたが

お金儲けではなく

ペットの事を考えて下さり対応して下さった

シンシアの担当医先生に感謝します。

 

親身になってご心配下さったレガロちゃんママさんに感謝します。

 

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