花日和 Hana-biyori

フェルメール展は楽しかった

家族で上野の森美術館の「フェルメール展」に行ってきました。


フェルメールじゃなくても良かったのですが、息子がちゃんとした美術館に行ったことがなかったので、(以前ダリ展に行ったときは1歳で抱っこしてました)体験させたくて。
まあ、そんなに良いリアクションはありませんでしたが。

音声ガイドのナビゲーターが石原さとみだったのをノーチェックだったので、嬉しかったです。全員無料で機器貸し出してもらえたし。しっとりと落ち着いた語り口で、絵画の読み取り方や解説・感想などが聞けました。いやあ、良いもの聞かせてもらった。

フェルメールはオランダの画家で、現存する作品が35点しかないというのを初めて知りました。
なので、フェルメールだけでなくその周辺の、17世紀オランダ名画の数々が展示されていました。それはそれで素晴らしかった!

王族や貴族だけでなく、お金持ち市民が自画像を描かせたり、使用人や一般庶民の日常風景が描かれたりしていたそうです。実際酔っぱらって鼻を赤くしたおじさん1人の絵とか、こんな情景を切り取るんだなあと思うものもたくさんあり面白かったです。

フェルメールの「牛乳を注ぐ女」も使用人ですし。
「手紙を書く女」も良かったけど、「真珠の首飾りの女」というタイトルで、これからデート?でおめかししている若い女性の絵など、引き込まれるものがありました。すごくストーリー性がある画が多かったように思います。

光と影の達人というのは随所に感じて、とても見応えがありました。

公式サイト:https://www.vermeer.jp/ (来年2月3日まで)

 * * *

お昼をたべてから不忍池をぐるっと散歩して帰りました。

狭い池にボートがいっぱい出ていて、「デートのときは男が漕がなきゃいけないから大変だね」と言ったら「めんどくせ」と息子。
しかし、池には女子が勇ましく漕いでいるカップルのボートもあったので、「良い時代になったねえ」と言っておきました。


これはスワンばかり写っていますが、ふつうのボートもありました。

コメント一覧

くら
フェルメール展、行かれたんですね。日時指定というチケット販売形式と強気のお値段に腰が引けていたんですが、スウさんの感想読んで、やっぱり行こうかなという気になってきましたよ。同時代のオランダ絵画と合わせて見られると、フェルメールの突出度合いがよくわかるかもしれないですね。かなり混んでいるようですが、いかがでした?
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