あらすじ>特殊な鉱石があることによって高度な科学技術を持つ国・ワカンダは、その鉱石を守るため、自国を「最も貧しい国」ということにして、世界から隠れて都市を築いていた。主人公は王位を継ぐ王子。ワカンダ国王は代々、ブラックパンサーという超人的な強さを授けられ、鉱石を守る使命を継承してきたが。
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ほとんどのキャストが黒人という珍しいヒーローものかと思っていたら、思っていたより複雑な感情が交錯する、内戦が主な話だった。アメリカで育った敵対する相手が、鉱石を利用して虐げられた黒人たちを解放したいという気持ちもよく分かる。ただ、それをやったらダメなのよ…益々別の地獄なのよ…というのが切なくもどかしかった。
アクションシーンや衣装もセットもすごくこだわって作られていてその点は楽しめたけれど、高度な文明を持っていながら国王を決めるのは腕力勝負、というのがどうも個人的に腑に落ちなかった。これだと、頭のいい人がトップに来る可能性が低くなるから。しかしアフリカ系だからこそ、大事な儀式としてあるべきものなんだろうか。とか考えてモヤモヤしてしまった。
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