母へ面会。天気がよかったので施設周辺を車椅子を押して歩きました。
風が少し強かったけれど日差しも強く、少しも寒いという感じはありません。母はしっかり防寒着を着せてもらっていましたが。

バラがきれいに咲き乱れてました。
母の携帯で叔母に電話して、少し話をしてもらいました。
母は発語が難しいようで、今までは多少会話していましたが、相槌を打つのさえなかなか声が出ないようす。それでもまあ、ほんの少しは「そうだね」「元気だよ」くらいの答えを細く頼りない声で返していたのでよしとするしかないですね。
施設周辺の庭木にバラや矢車草や菜の花などが咲いていて、母に少しは見せることができてよかったと思います。喜んでいたかはよく分からないですけれど。

よく手入れされた小さな花壇を見かけたのでそれを母に言ったら、「ほんとだねえー」と言ったのが、まとまった言葉という感じでした。
そういえば、部屋から出てきたときから何故かメガネケースを手に持っていたので、なんでか聞いたら「なんでかねー」と本人もよくわからない様子でした。私は「なんとなくかー」と答えた、という会話はありました。

桜の花見は行けなかったけれど、春を感じるひと時ではありました。