花日和 Hana-biyori

親のしごと

せっかく近所の子たちと会えて、遊んでくれそうだったのに鬼ごっこに誘われても息子は「やらない」と言っていた。小学1年生の男児女児2人と4歳と2歳の男の子。
私とは少し話したけれど、息子はおどけてウケ狙いな挙動不審なことをしたりしていた。
私も最初だけ一緒に遊んであげれば良かったのかもしれないが、幼児だけならなんでもない事も、小学生が入っているとやや腰がひける。またの機会があったとき遊べれば良いけどまた断ったら誘われなくなるかも・・と余計な心配したりして。

その後公園で遊び、お昼ご飯食べてからまた違う公園へ、そしてまた近所の公園へ戻ってきて、知っている子がいたのでけっこう仲良く遊べて良かった。

頭から全身に砂をかぶって遊んでおります。
あーあ。しかしまあすぐにシャワー浴びればいいのさ。たいしたことじゃないさ。これも親のしごとさ。と自分に言いきかせ好きにさせておく。

『続 子どもへのまなざし』を読み途中。
この本のことは毎日考えているのでちゃんと感想をまとめたいけれど、いつになるか分からないので小出しで書いていこうと思う。
妊娠中から「親らしい事」ってなんだろう、という疑問が常にあったけれど、これを読んでいるととてもよく分かる気がする。
親のつとめって、とにかくその子を全面的に受容してあげることなんだなって。それは単に子どもを愛しているというだけじゃなくて、むやみに叱ったり言いなりにさせたりしない努力とか、「失敗しないように」より「失敗したときどう助けたり尻拭いしてやれるか」という事。

秋葉原の事件をはじめ、凄惨な少年犯罪や親殺しが何故こうも多くなってきたのか、テレビでコメンテーターの意見をいくら聞いても分からなかったけれど『子どもへのまなざし』を読んで初めてとても、腑に落ちた気がする。

自分が子どもがいない時は、育児雑誌などで「叱らないようにと思ってもつい子供を叱ってしまう」と落ち込んでいるお母さんの言葉を聞いて「子供なんて叱られて育つものじゃない」と不思議に思っていたけれど、自分が子供を持つと、コトはそう単純なものじゃないんだという事が分かった。
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