花日和 Hana-biyori

ファーブルこんちゅう記

6歳になった息子は虫が大好きで、毎日虫と仮面ライダーのことしか考えてないみたいです。あ、あとポケモンとレゴブロックと・・・

「新版 ファーブルこんちゅう記」小林清之介・文、横内 襄・絵
(2・セミのうた・コオロギのうた)

を図書館で借りました。児童向けにやさしい文章で書き直してあるものです。

いつも図鑑で見ているので、セミの生態について改めて知ることもなかろうと思っていましたが、ムシムシ大好きファーブル先生の熱心な実験や観察のようすは、図鑑で写真と解説だけ読むのと全然違う生き生きとした感じが伝わって来て良かったです。

セミの耳が聞こえるかどうか実験するのに、小さな大砲を役場で借りてきてセミの下でドカンとぶっ放したり。笑えます。
この村ではファーブル先生はどう見られてたのかしら。その辺も気になりますが書いてはありません。虫の研究者なんて昔は変人扱いだったんじゃないかとか、でも大砲貸してくれるくらいだから信用はあるしかなりの名士?そもそもそんな事気にしないのんびりした時代と村のムードだったんかな、とか。

身近な虫について、図鑑や本をみればだいたいの事が分かってしまう今の子供より、自分でどんどん調べて発見していけるファーブル先生がちょっと羨ましくもありました。
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