花日和 Hana-biyori

進撃の巨人 21巻 ≪前半≫

ネタバレのあらすじメモ。

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21巻 ≪前半≫ ウォール・マリア奪還作戦の結果が明確になる巻。アルミンは超大型巨人の力を得るが、鎧の巨人ライナーはジーク(獣の巨人)に奪われる。


黒焦げのアルミンを前に、エレンは幼いころの「逃げない」アルミンを思い出す。そこへ四足歩行の巨人とジークがベルトルトを取り戻しに来る。ジークがエレンに「俺はお前の理解者、俺達はあの父親の被害者、お前は父親に洗脳されている」と告げると、エレンは父親そっくりのジークに動揺。そこへリヴァイが追ってきたためジークは逃げる。しかし人間に戻ったライナーは、ハンジやジャンの目の前で四足歩行の巨人に奪われる。

アルミンが息を吹き替えし、エレンはアルミンに巨人化の注射をしてベルトルトを喰わせる(巨人の力を奪い、本人を延命させる)ことをリヴァイに訴える。リヴァイは、巨人化の注射をエルヴィン団長から託されていた。

そこへ、獣の巨人への総攻撃で奇跡的に生き残ったフロックが、瀕死のエルヴィン団長を背負って現れる。どちらに注射を打ち、ベルトルトを喰わすか選択が迫られる場面だ。リヴァイはエルヴィンに打つと即決するが、エレンとミカサは激しく抗議し一触即発の緊張が走る。

しかし団長を生かして責任を負わせたいフロックの主張も力強いもので、ハンジさんの説得(これがまた感動的だよ)もあり、その場はエルヴィンに打つことが決まる。しかし、エルヴィンと二人きりになったリヴァイはアルミンに注射を打った。アルミンを助けるというよりは、エルヴィンを死なせてやるという選択をしたのだ。

アルミンは巨人化し、ベルトルトは喰われ、超大型巨人の力はアルミンに渡る。結果、ウオール・マリア奪還には成功するも、残った兵士は9人のみ。意識が戻ったアルミンは重責に苦しむ。

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注射をめぐる攻防も凄まじいけれど、この作戦内でのジャンの活躍ぶりもよかった。ハンジさんに意見したり反射的にハンジさんを守ったり、前巻では一瞬アルミンの代わりにリーダー的な存在になったりと、「成長したね~」と目を細める気持ち。自分をよく理解している様子もいい。

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※21巻の後半は情報量が多すぎるので分けます。
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