『ワンピース』の影響でファンタジーや冒険ものが読みたくなっているような。
なんか、単純にマンガとして面白いのは勿論のこと、ファンタジーだなあと思って読んでいました。
そんなときに図書館で『ファンタジーを読む』河合隼雄著(楡出版)をみつけて、ファンタジーについてどう考えるかという文に強く惹かれました。
―ファンタジーというと、すぐに空想への逃避という言葉を連想し、それに低い評価を与えようとする人がいるが、ファンタジーというのは、そんなに生やさしいものではない。それは逃避どころか、現実への挑戦を意味することさえある。―
「現実への挑戦」というのはフィクションだからこそ出来るというか、伝わり易くなる場合が多々あるとのこと。ファンタジーに対する私の考えを、うまい事言い表せなかったのをちゃんと言ってくれていました。
そしてここで取りあげられていたポール・ギャリコやリンドグレーンがまた読みたくなって、
ギャリコの『ジェニー』『トマシーナ』『七つの人形の恋物語』、リンドグレーンの『はるかな国の兄弟』をアマゾンで購入して(手元に置いておきたかったので)『トマシーナ』を再読…イエまだ読めていません。
■『「絵のある」岩波文庫への招待』坂崎盛重/芸術新聞社 まだ読み終わってませんが。
タイトルどおり絵のある岩波文庫をいろいろと紹介しているもので、自分の好きな本を集めて並べてこれから読むよ~紹介しちゃうよ~とウキウキしている著者の気分が伝わって来て楽しい本です。
ずっと続けてを読むというより興味あるところをたまに拾い読みするかんじです。これを見ているとその本が読みたくなってきます。昔読んで面白かったものを思い出したりも楽しいです。
にんじん・あしながおじさん、ハックルベリーフィンの冒険、ジュール・ヴェルヌのところを読んで『地底旅行』を借りて来たものの、まだ読めていません。
図書館にリクエストしていたスティーヴンスン『宝島』が来たのでそっちを先に読みました。
と、そんな感じで残暑厳しき中読書の秋です。
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