花日和 Hana-biyori

小さなバイキングビッケ

ビデオ録画で「小さなバイキングビッケ」の実写版映画を観ました。北欧のバイキングが活躍していたころが舞台で、お頭の息子で知恵がはたらく男の子、ビッケの大活躍を描いた楽しい物語です。原作は未読ですが、子どもの頃アニメはよく見ていました。

子供向けファミリー映画として申し分ない毒気の無さと、コントっぽいドタバタ劇がいい意味でユルイ笑いを誘い、なかなか楽しかったです。このお話は、ビッケが知恵で大人を出し抜く痛快さが醍醐味なわけですが、そのへんも如何なく発揮されていました。

そんなわけあるか!という空飛ぶシーンも、良い意味で子ども映画なんだからいいか!と思えます。最後、記録係で著者であるという自称スペイン人の男性が、コスプレしてドヤ顔していたのも、「ハイ、フィクションですよ~!」とわざわざ観客にお知らせしているんだなあと。

ビッケをはじめとするキャラクターの特徴が、昔見たアニメとあまりにもそっくりだったので、原作を忠実に再現しようとするとこういう感じになるのかな、と思いました。あとで調べたらアニメ自体がドイツと日本の共同企画だったらしいです。だから、どちらかというとアニメが元みたいです。

ビッケとチチが、一見地味かと思いきや笑顔がほんとに可愛くて、そのほかのキャラも懐かしい感じがしてよかったです。あー、スノーデンとかこんなコンビ、いたなあ、と。
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