出演:ユ・スンホ、チェ・スビン、オム・ギジュン
演出:チョン・デユン 脚本:キム・ソンミ 制作:2017年
[5段階評価:★★★★★+☆]
も〜う!めっちゃおもしろかった! 毎話1時間があっという間に過ぎたのは『100日の郎君様』以来で、ハッキリ言って、
ロボットじゃないユ・スンホに夢中!状態でした(笑)
ユ・スンホさんの笑顔を初めて見たとき、正直ビビリましたよ…
激カワイイイイッ!!!!!
こんな生物がいたなんて…(笑)ユ・スンホさんはお初だと思っていたら、子役から活躍されてたんですね。しかも『おばあちゃんの家』のあの男の子だったとは!こんなに立派に成長してくれて、マジでありがとう!(号泣)
KM金融の筆頭株主でボスのキム・ミンギュは、売却予定の造船所内にある『サンタマリア・チーム』から連絡を受ける。「あなたは高性能アンドロイドロボットの所有者で、その性能を見てほしい」と言われ確認しに行くと、そこには人間ソックリのロボット『アジ3』がいた。
人間アレルギーという特殊な病気を持つミンギュは、触れても発作を起こさなかった『アジ3』に興味を持ち、自分専用のロボットに育てるため自宅に納品させることにする。ところが、納品直前に『アジ3』が故障。研究費が必要なサンタマリア・チームは、苦肉の策としてロボットのモデルであるチョ・ジアに『アジ3』の扮装をさせて納品。ビーグル犬並みに制御不能な”偽ロボット”のチョ・ジアと、ジアを本物のロボットだと信じて疑わないキム・ミンギュとの、奇妙な生活が始まった。
序盤はドタバタコメディで、中盤からは切なすぎる展開、そしてラストは泣いて笑って癒されるという超〜優良ドラマでした。素敵なセリフが本当に多かったなぁ。特にジアの親友で”恋愛の達人”ソネがいいこと言うんですよ。
「目の行くところは、心の行くところ」
「心を受け止められる?友達がどんな姿になっても?」
この他にも、絵本『ビロードのうさぎ』の一節だったり、『ハリネズミ』の話だったり、心に響く逸話がポイントで入って来るのもよかったですねぇ。
ソネを演じたのは『100日の郎君様』のクンニョ、イ・ミンジさん。このドラマでもいい味出してました♡ その他、サンタマリアの面々や、ジアのお兄さん家族など、脇にもいい役者さんたちを揃えていて、大いに笑わせてもらいました。
ドジな悪党コンビの1人は、クンニョの郎君様クドルことキム・ギドゥさん。ここでも2人は共演していたんですね。『郎君様』好きとしてなんか嬉しかったな(笑)
チョ・ジアの『偽アジ3』は、どう見ても完全に人間なんですが(笑)重度の人間アレルギーで子供の頃から人との関わりを絶っていたミンギュには、人間そのものがよく分かっていなかったのか、はたまた単純に鈍感な人なのか、とにかく全然気づかない。本物のロボット『アジ3』に対しては「なんだかロボットみたいだ…」とか言っちゃったりする”天然”っぷりだし(笑)まぁ荒唐無稽なストーリーなんですが、ラブコメだから全然OK! 主役の2人が超絶カワイイというだけでドラマが成り立つほど、ユ・スンホとチェ・スビンちゃんが本当に素晴らしかったです。
というワケで、カワイイ2人を貼っておきます。
ハァ〜、彼らの笑顔を見る度に、とっても幸せな気持ちになれました、ありがとう♡
本物のロボット『アジ3』が、ある出来事のために1人で街を彷徨うシーンがあって、その時の『アジ3』が本当にいい子で、「がんばれ!アジ3!」と本気で応援したし、『アジ3』の結末には泣きました。。
終盤は、セリフだけで動きがほとんどない状態の回があったりして、それでも見入ってしまうほど役者さんたちの力量がハンパなかったです。サイのコーなドラマでした!
【オマケ】
人間アレルギーのミンギュが自らキスすることが出来たシーンは、歴代トップ級に美しいシーンで(←私の中で)心が伝わる名場面でしたねぇ。
終盤の長い長いキスシーンよりも、断然コッチ(↑)がよかった!