いまだ、 半熟者 ・・・ なりぃ!

だからこそ、 その時々の ワクワクする気持ちに 出会ったりするのが い~ね

“ 雲 ” の かたち の ループタイ を ・・・ つくってみた

2014-04-07 20:26:29 | ざつ趣味・もろもろ
2年ほど前に “桜” をモチーフにして ループタイをつくったことがあってね。

            道具箱をいじっていたら そのときの金具が ひとつ残っていたんだ。

それで ふと イメージが浮かんだ。

        この時季は ほんわかと 春霞・・・

                   “雲” なんかを 彫ってみたらおもしろいかなって。

たまにぶらりと ホームセンターへ出かけたとき

          銘木コーナーの端材で 変わったのがあると つい欲しくなっちゃってね。

   もちろん ボクが買うのは高価なもんじゃないよ。

                  おっ、 拾いものだ! って感じたものを・・さ。

朴(ホオ)や桂(カツラ)は一般的で彫りやすいし いつでも手に入りやすいけど

   木目の綺麗な 山桜や欅(ケヤキ)・槐(エンジュ)なんかは 出会いが仲々、 

                          ちょっと堅くて彫りにくいけどい~ね。

飛騨地方に 『一位(イチイ)一刀彫』 という 工芸品があって

          いつごろだったか、 その 一位の端材を見つけたので買っておいたんだ。

              これもいい、 今回は これを使ってみよ~かと・・・



デフォルメした “雲” は こんな感じ。

           ほら あれだよ、 『龍』 なんかの絵で よく見かけるタイプのヤツ。

     神社・仏閣の彫刻でも 見かけることがあるし。

    まあ 拇指ていどのサイズだから 思うよ~にいくかど~か・・・



アウトラインは 大体 こんなかな。



裏側へ ループタイの紐の “取り付け金具” を入れ込むよ~に 少し削った。





凹凸をイメージしながら 少しずつ削り落としてゆくよ。



ほぼ 粗削りができたところ。



ボクは、 木目の美しいものは なるべく色を着けずに

                肌も、 紙ヤスリで磨かずに 刀痕を残すようにしてるんだ。

      仕上げは オリーブオイルで オイルフィニッシュ。

木のものは、 ときどき指先で触って いじってやれば

     年月が経つと だんだん深い色合いになってくるのがいい・・・ 愛着が湧いてくる。

φ4.5の “江戸打ち紐” を “取り付け金具” にくぐらせ

                  先端に “剣先金具” を 接着剤で固定すれば 完成。

   できあがってみると・・・ なんだ 終わっちゃったかぁ、 って感じ。

モチーフを決めてから 新聞チラシの白い部分に

            いくつも描いて イメージデザインしてるときが けっこう楽しいね。

それが決まって、 少しずつ削りながら 形になってゆくのが またい~んだ。

               ボクがワクワクするのは、 完成までの その時間かなぁ・・・

できたものを 身に着けるときも、 そりゃ ワクワク感はあるさ。

                   でも どちらかと言うと、 つくってる時が一番だね。 

 
“雲” って

    突然、 現れたり 消えたり・・・ まるで神出鬼没のよ~だね。

          かと思うと、 ほんわか浮かんでいたり ゆったりと流れていたり・・・

そう、 “雲” のイメージは 太極拳の動きの中にもある。

        ゆったりと流れてゆくよ~な そんな感じで、 いつか 打ってみたいもんだ。


風に舞う “ 夜桜 の 宴 ” ・・・ 観音川、 見ごろ 今週末まで

2014-04-05 14:28:44 | エッセイ・気の向くままに


『花は桜木、 人は武士』・・・ などと言う。

        昔から日本人は こ~いう言葉が好きだね。

               散り際が美しく その姿が潔いもの、 としての表現で・・・

  今宵は風があって、 もう 散り始めた桜を愛でるには 絶好のチャンス!

    うどん屋のToshiroくんと、 密かにタイミングを狙ってた そのときが来た!

毎年いつも、 静かに楽しんでる一盃会は この樹の下・・・ 

          ずっと前に、 ヤツが 勝手に名づけた “Toshiro桜” と言う。

    夕暮れどきに ちょいと様子を見に出かけて見たら こんな感じで・・・ い~ね。

観音川の土手の淵に 小さなテーブルと椅子、

                   ランタンの仄かな明かりで 呑む酒は 堪えられない!

お互い、 ささやかな手料理をもち寄って

                  世間話や スポーツ系の話で盛り上がるのさ。

        彼は ボクよりひと回り年下の57歳・・・ 仲々気が合ってね。

   ずっと一緒に ウィンドミルピッチャーをやって来て まだ現役でがんばってるんだ。

       だから もちろん、 ピッチング談義に花が咲く。

ボクがずっと入れ込んでた ピッチャーを辞めてから、 

                       太極拳に打ち込んでるのを見てるもんで

「Tsuちゃんは よかったね、 夢中になれるものを見つけられて」

                      などと 気にして、 とても喜んでくれている。

     だから ボクも 太極拳のことを 色々と話してあげるんだ。



とき折り舞い落ちる 花びらを眺めながら

           い~ コンコロモチになってしも~て 

                         ついつい 時の過ぎるのも忘れていたよ。

“ ト・キ・メ・キ の 拳 ” 股関節の 微妙な使い方  

2014-04-03 08:50:33 | 太極拳:トキメキの拳 ’14 1月~


昨年 10月から “三十二式太極剣” を 教わり始めて

                           はや 6ヶ月が過ぎてしも~た。

初めはチンプンカンプン(もちろん今でもチンプンカンプンの部分が多い)だったのが

                   それでも近ごろは おおよその全体像がつかめてきた。

細かいところはもちろん、 まだ 套路さえも覚えてないのに

           『つかめてきた』 という表現は 間違ってるのかも知れない、 がね。

     イメージ的に、 あ~ こんな風にやるのか・・・ ってことがさ。

二十四式と 大きく異なるのは、

   右手で剣を握ること、 左手で剣指をつくること、

       また その剣先・剣面(剣身の面)の向きや、 剣指の動きと位置などを

                         意識しながら 動作する必要があること。

     こちらを気にしていると 脚の動きが 随分とおろそかになっちゃって・・・

Teruちゃん先生は 「基本的に 脚は 二十四式とおんなじ」 と言うけど 

                    知らない間に しっちゃかめっちゃかになっている。

  ってのは 『歩法が まだ 身についてない』 ってことじゃん・・・ と思う。



朝ウォーキングで このところ 

           沼津港 “びゅうお” の前のテラスで 

                    少しずつだけど 歩法トレーニングをやってるんだ。

        碁盤の目状になっていて 何となくやりやすいし。

さんざ 毎回毎回、 先生から言われてることで

   例えば 右・弓歩(ゴンブー)から後坐(ホウズォ)して 45度方向へ乗ってゆき

          右脚に体重が乗ったら 左・踵をあげ

             右・股関節を緩めてやると 左・爪先が床から離れる、 ってことの

股関節の使い方を
 
   『円筒状のサランラップが 箱の中で クルッと回る感じ』 で表現されている。

  ほかに 『ドアの蝶番のよ~に』 とも表現されるのを 以前にも書いたことがあるけど。

その 『サランラップがクルッ』 は、 

                やっていて 何となく 解る気がするときがあってね・・・

微妙だよ、 あれっ これかな?・・・ しばらくして いやいや違うかな、 とか。

    解ったかも知れないけど 解ってないのかも知れない・・・ 怪しいんだ。

 身につくまでの勝負だ!・・・ 繰り返し注意されるしきゃない! のさ。



きのう 倒捲肱のとき、

         虚歩(シュイブー)から 足先をあげるのに

                         「膝であげています」 と言われたんだ。

「むずかしいかも知れませんが・・・ 腰を クッと緩めてやると 足先があがってきます、 

                     でも、 腰を落とす というのではありません」。

       と、 その形を 繰り返し見せてくださった。

この 『クッと』 は、 ボクが 先生の動きを観ていての表現だから

        ほんとに 『クッと』 かは わからないけど・・・ まあ そんな感じかな。

これも 微妙な使い方で 

         先生の 言葉と動きを感じながら 会得してゆくしかないね。

こ~いう 課題をいただくと けっこうワクワクしてくるよ、

                      まだ トキメクまでには ほど遠いけど・・・




観音川の “ 桜 の 小径 ” 満開 ・・・ いまでしょ!

2014-04-02 08:54:50 | エッセイ・気の向くままに
『花冷え』 というのがあるね。 

               今朝は 少し冷たく そんな感じがするんだ。

古来より 日本人は、 四季折々の 少し苦手な環境を

                     美しいことばにして 凌いできたよ~に思われる。

     ポジティブな感じ・・・ ボクは好きだね、 こ~いうのって。



観音川の下流、 7~800メートルほどのこの場所を

                        ボクは “桜の小径” と呼んでいる。

人 ふたりが、 ど~にかすれちがう程度の幅の土手

                        ようやく 満開を迎えたよ。

どこぞの予備校の講師が流行らせた あの言葉、

                     『いまでしょ!』 っていうタイミングだね。



それでも樹によっては 散りはじめてるのもあるよ~でね、

                     『花筏(ハナイカダ)』 も 見られたり・・・





川面に しな垂れかかってる風情がい~んだ。

           低いけど古木で 根っこが大胆に張り出して 

                         ちょっと歩きにくいところが またいい。



強かに芽吹いて、 なんとか咲いてやったぞと 見せてるよ~な・・・



           ボクはそろそろ 近所のToshiroくんと、 夜桜で一盃 かなと。