ヒトから見れば 全然ダメな、 ボクの右・ドンジャオ。
でも 自分の中では、 悪い方の左脚も 少しずつ・・・
ほんの少しずつだけど 薄紙を剥ぐよ~に、 かも知れないけど
バランスをとり戻す方向へ 進んでいる・・・ 気がするんだ。
自分だけの世界に入ることができて やってると、
たまに、 ほぉ~ と 感じることがあってね。
そんな時は 思わず、 ニンマリしちゃったりしてさ。
それが 教室の練習で、 みんなと一緒に套路を踏むとき、
ヒトに 見られているとき、
仲々 思うよ~には いかないもんだね。
そこが 人間の弱さ、 ってゆ~か メンタルの弱さなんだよね。
こ~ゆうのって 人それぞれに、 異なる部分をもっていると思うんだよ、 ボクは。
例えば、
ふだん 上手くできないから、 ビクビクしながらやって 失敗するヒト。
ヨシ、 なんとか決めてやろう! という 気ばかりが強くて 失敗するヒト。
ボクは多分、 後者の方だと思うんだけど 自分では・・・ ヨシ! って気持ちが強いから。
それを 解かっていても、 なんとかならないのが やっぱメンタルの弱さ・・・
抜け出すきっかけを つかまなきゃ! って ところ。
先日、 その ボクの心を見透かすよ~に、 T.I先生からのお言葉。
「立とう立とう! と 思っています、 バランスを崩さないよ~に と 思っています」
分掌(フェンヂャン)から降ろしてゆく 手の平を掴んで、
「だから固くなっちゃうんです、 力が入ってますよぉ~、 もっと力を抜いて~」 と。
ふと気がつくと、 腕から 肩から 上半身が ガッチガチ。
これじゃぁ バランスとれるわけがないね~、 と 自分でも思うよ。
先生は そこからの動きを 自分でやって見せて、
ちょうど コマ送りのよ~に 少しずつ、 「ここ、 ここ」 と言って、
「立とう立とう と 思わないで」 その一瞬一瞬を 大切にするよ~にと 示してくださった。