月夜に惨殺されたオオカミとそれを見ていた物静かなヒツジ

僕という人間が書きたいことを書いて自己満足する空間です。

ドロドロ

2006年07月11日 13時17分30秒 | よくわからないもの。
あいつはいつの間にかドロドロになってた。

残された弾丸。
消えた覚せい剤。

あいつは俺に何を伝えたかったのか。
今ではもうそれを知るすべは無い。

ドロドロになったあいつは
今もたまに俺の前に姿をあらわす。

窓から俺の部屋をのぞいては
何か物言いたげな顔でこっちを見続ける。

俺の手元には拳銃。
枕元には覚せい剤。

あいつは俺に何をしたいんだろうか。
今でもそれを知るすべは残ってる。

ドロドロになったあいつは
今日も俺の前に姿をあらわす。

窓から俺の部屋をのぞいては
何か物言いたげな顔でこっちを見続ける。