福島競馬場
軸馬として
11R ⑫マイネルサーパス【3番人気9着】
ビッグレットF関連馬4頭出しで、必ず仕掛けてくるはず。⑧は3走前に逃げて、
ここ2走は逃げられずに見せ場なし。先行してこその馬。ここはレースを作る役に
徹するはず。⑩⑪⑫のうち、どの馬がビッグレットFの勝たせたい馬なのかが問題。
福島で重賞勝ちのある⑫番であることは明白。血統的に福島に合いそうなのは3頭。
①(父)⑩(父)⑫(母父)の血の叫びも考慮して馬券を組み立てたいと思う。
穴馬として
12R ⑭ オルダージュ【8番人気6着】
今年の福島最終日の最終レースに連闘(先週勝利)で出走してきたには理由あり。
福島芝1200mは、力のいる馬場でダート噛ましや距離短縮馬が穴をあけやすい。
この馬の馬柱を見れば、ダート馬であることがわかる。また、福島芝1200mでの
タイキシャトル(とベーカバド)産駒の激走は何度も目の当たりにして来た。
さらに、青木厩舎も北海道と福島を得意としているし、ここはもう1丁あるかも。
⑧は、この1鞍を狙っての参戦だろうし、⑩【7番人気2着】⑬も距離短縮で相手候補である。
東京競馬場
穴馬として
11R ⑧ケイデンスコール【4番人気6着】
叩き3走目の上積みあり。血統的にも、母父ハーツクライが今の東京外差し馬場の
持続力が必要な部分を補完してくれる。安田隆厩舎は、昨年東京では複勝率64%、
今年は29%で、確率論からもここは狙い目。NHKマイルC2着から泣かず飛ばず
だが、ここに入れば地力は上。岩田康を確保して、ここは勝負の一鞍と見た。
阪神競馬場
軸馬として
8R ③エレヴァテッツァ【2番人気2着】
前走はVライン走破。春はフローラSで想定外の大敗。本来ならクラシック戦線に
乗っており、こんなところを走っている馬ではないはず。全兄のフェルメッツァも
OPまで行ったし、2勝クラスでは血統的にも大威張りできる。体重が戻っていれば
あっさりまであっても驚けない。本日の北村騎手は、阪神1R、8R、11Rで
ノーザンF関連馬に騎乗。今後のためにも、GⅠ日のここはアピールの為所である。
軸馬として
11R ⑧センテリュオ【4番人気5着】
今年のエリザベス女王杯は、阪神2200mで行われる、いわゆる宝塚記念と同距離・同コース。
そうなると、タフなレースになりやすく、末脚の持続力で勝負するタイプを狙うべきである。
白羽の矢が立ったのは、⑧番。血統面でも、後押しがある。サンデーとノーザンテーストを
持つ配合は非根幹距離で走る。また、前走のオールカマーでは、ラスト5ハロンは合計58.7秒
と持続力を要求される流れで、宝塚記念に要求されるものに極めてちかいものであった。
さらに、今年の牝馬3冠はいずれも低速決着なので、この馬で充分足りるはずだ。