マイルストーンの報告会終了

2008-07-19 | Weblog
最後に気になる特性をこだわり続け、比較して、ベストなICを
基板に実装するしかなくなりました。

どんでん返しのICの方が、もともと検討に入れていたもので、
でも、一部特性に不評と疑念があり、サイズも大きめなので、
より小さくて、より良い特性かと思われたスペックのICを優先評価し始めていました。

人手不足で、一種類ずつ順番に評価しましたが、期待していたほうがダメが目だった結果でした。
いずれにしても、エンドユーザー様の要求仕様自体も二転三転し、今日やっとFIXに、それにあわせてやっと回路図がFIXできる方向ですがら、メインのICを何れにするかの判定は、結局これからするしかないのでした。

ある意味、無理の無い、ちょうど良いタイミングといっても間違いでもないでしょう・・・・

PCB受託先の課長様にはホントご苦労をお掛けしておりますが、
いずれかのICで最善なPCBを作り上げ、
秋には笑顔でお会いできるように、
最後の詰めにかかりましょう!

ああ、俺って、一体何屋さんなの・・・・
プロの仕事って、こんなんかよ・・・・
技術・スキルをまともにしたいよ・・・

客観的にサイエンティフィックに考える自信をつけることも必要・・・などというと、今回の仕様と実力の関係は、紙の上だけで考えることはできないという、
それだけのことで、たまたま特性がAよりBが良いのか見つかったけど、
これはどんな確率で発生したのか知れたものではなく、もっと必要数サンプリングしないと、BよりAが良いように数を積むと見えるかもしれないではないか!!
などと、理屈をこねだすことになります。実際、それはごもっともであるのですが。

だけど、実務的判断力・実務的直観力は、サイエンティフィック御先生には
見えない現場のカンという、素晴らしい世界にはぐぐまれたものであり、
実際もっとも貴重なものはこっちです!!
こっちのカンは、実務を積み重ねてゆく姿勢が全てでしょうね。

うう・・・ん、わがままを言ったり夢見ても、すぐ方法など見つかる世界ではない!

よりカンのある先輩課長に判断を委ねたい半面、
できればサンプルデータ数を増やしたい(いずれも特殊PKGで、ソケットが入手困難)

ICの中身を考えて、シミュレーション・レイアウト・評価するのが、メインなのですが、既製品を使いまわす手法も、重要なんだと、今回は学びました。
仕様だけで勝手に判断しては、特殊目的の装置などは作れない!!!

IC・LSIでもFabの仕様を観ただけではだめで、作ってみないとわからない???
となると、これは大変!シャトルをたくさん打たなくては!
そういうことだろうか!?


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