佐礼谷窯さんの
初夏の窯開き
工房の駐車場に車を停めて
いつも目が行くのは
10年前
ホームレスの子犬のハルが
チョコンと座っていた
山の畑の作業小屋の前
あの日
車から降りた私たちを見て
大きな耳を羽ばたかせるように
駆けてきた
その小屋は
10年の歳月を経て
小屋の裏側の緑が見えていた
佐礼谷窯さんの
初夏の窯開き
工房の駐車場に車を停めて
いつも目が行くのは
10年前
ホームレスの子犬のハルが
チョコンと座っていた
山の畑の作業小屋の前
あの日
車から降りた私たちを見て
大きな耳を羽ばたかせるように
駆けてきた
その小屋は
10年の歳月を経て
小屋の裏側の緑が見えていた