みなさん、こんにちは。
千字文で漢字を学ぶプリントです。
お父さんやお母さんに習いながら音読したり、書いたりして、なんとなくでいいので漢字に馴染んでいきましょう。
そしてブログでは「寓」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、寓にふくまれる「禺」はサルを描いた図形で、頭と尻尾の特徴をとらえているそうです。
サルは人に似ていますが、人ではありません。そこで禺は、
「本物と並ぶニセモノ」
「似たものが並ぶ」
というイメージをもつそうです。ここから、
偶 禺(似たものが並ぶ)+人 人形。土偶。ペアをなすもの。配偶。
遇 禺(ふたつ並ぶ)+辶(行く) 二人が出会って並ぶさま。遭遇。
隅 禺(ふたつ並ぶ)+阜(丘) 二つの面、または線が出あって並ぶところ。かど。一隅。
愚 禺(知恵の足りないサル)+心 愚か。暗愚。
寓 禺(ふたつ並ぶ)+宀(家) 仮住まい。本宅とならぶ別宅。寓居。
となるそうです。
プリントにある「読書百徧而義自見」は、
読書百徧義自(オノズ)カラ見(アラワ)ル
と読むそうです。
読書百徧而意自カラ通ズで覚えていたのですが、どちらでも間違いではないようです。
それと「三人成市虎」は、
三人市虎ト成ル
と読みます。三人成虎(サンニンセイコ)で四字熟語になっていようです。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
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