みなさん、こんにちは。
千字文で漢字を学ぶプリントです。
お父さんやお母さんに習いながら音読したり、書いたりして、なんとなくでいいので漢字に馴染んでいきましょう。
そしてブログでは「績」に注目してみました。
漢字の成立ち辞典(加納喜光著)によると、績のなかにふくまれる「責」は「ちくちくと刺すように責め立てる」という意味があり、責のグループには「ギザギザと積み重なる」というイメージがあるそうです。ここから、
債 責(財貨を積み重ねるさま)+人 借りて積んでおいたままの金品。負い目のある貸借関係。負債。
積 責(ギザギザと重なる)+禾(稲) 稲束がふぞろいに積み重なるさま。積む。
績 責(ギザギザと重なる)+糸 麻などの繊維を何本か重ね、撚り合わせて糸にするさま。転じて、積みかさねてきた仕事。業績。
漬 責(ギザギザと重なる)+水 水の中にものを積み重ねてひたすさま。
蹟 ジグザグに重なる足跡。事蹟。
磧 小石の重なったところ。かわら。
簀 竹を重ねて編んだ道具。すのこ。
となるそうです。これはイメージがわかりやすいですね。
まえにもふれましたが、漢字って、というか千字文は、大昔にできただけあって男尊女卑にヒヤリとすることがあります。
今回の8文字など、かんぜんにアウトです。
まあ、大昔につくられたものだから仕方ないとしても、どうやって小学生の娘に教えればいいのか。ちょっと悩ましいところもあります。
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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