こんにちは、みなさん。
きょうは《篤初誠美 慎終宜令》のプリントをアップしました。
そしてブログでは「終」に注目します。
終の右側にあるのは「冬」ですよね。
漢字の成立ち辞典をひらくと、「冬」は物をぶら下げたような形と冫(氷)の組み合わせで、保存食を蓄える寒い季節を暗示しているといいます。
そして冬をふくむ字には、
「いっぱいたくわえる」
「中身が満ちる」
というイメージがあるそうです。このため、
終 冬+糸で、糸巻きに糸がいっぱいたくわえられて、最後まで行き着く。終わる。終了。
柊 シュウ。農具の一種で、中身が詰まっている重い槌。日本ではヒイラギとも。
となるそうです。
正月は実家でのんびりして、最近はコロナの影響で外出の機会も減りました。
たしかに、この冬はいっぱいたくわえてしまいました。
わが身に!
リンク先にあるプリントは千字文(岩波文庫)、漢字源(学研)などを参考にしてつくりました。
子どもが漢字を身につけるのに役に立つと思います。小学生のお子さんがいるお知り合いの方がいたら、よければこのブログを紹介してください。
みなさんのリアクション、お待ちしています。
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