お兄ちゃんに相談。

白太郎「今日は涼しくって、お散歩には丁度いいなっ！」

ＲＯＣＫ「鬼百合、へニャッとなってるから、添え木でもしてやらんとな・・・。」

白太郎「虎美っ！早く向こうに行こうぜっ！」

虎美「あたし、今日は元気に走ったり、ゴロゴロ転がったりはしたくないんでしゅ・・・。」

白太郎「むむっ！もしや悩み事か？この凄ーく頼りになる兄が、お悩みを聞いてやろう。」

虎美「本当でしゅか？それじゃあ、あたしの悩みを聞くでしゅ。」

　　「この前、庭師のおじちゃんが、脱走成功直後のあたしを、簡単に捕獲したんでしゅっ！」

白太郎「何っ！ＲＯＣＫさん以外に、猫捕獲のプロがいたとはっ！！」

虎美「さらに、「逃げたらダメだぞ。坊主っ！」って言ったんでしゅーっ！！」

白太郎「漢（おとこ）の中の漢を坊主とは、舐めてかかったと言う事だなっ！」

虎美（ムスッ）「舐められたのもあるでしゅが、坊主って言われたのが気に入らないんでしゅ。」

　　　　　　　　 「あたしは、女の子なんでしゅからっ！！」

　　　　　　　　 「やっぱり、馬鹿兄貴に相談しても、全然気持ちが晴れないでしゅ。」

　　　　　　　 　「ノリママに相談すれば良かったでしゅっ！」　　　

白太郎「えーっ！漢の中の漢って、格好良いと思うんだけどな～っ。」

　　    「虎美の奴、あめちょみたいな可愛い路線に変更したいんかなぁ～っ？」

ＲＯＣＫ「白太郎、別に可愛い路線に行きたいわけじゃあないと思うぞ。」

　　　　「やっぱり、君に相談員さんは無理の様だね・・・。」