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Grilled beef using electrical power

2011年09月30日 | 臨床工学技士科




訳すると・・・






電気の力で焼肉・・・。




どうも。臨床工学技士科です



現在3年生は臨床実習中で、ありますが


臨床実習直前に行った電気で焼肉をしようのコーナー  電気メス実習です



現在、IHクッキングヒーターなどオール電化が流行?してますよね?



病院でも、電気の力を使用するME機器が多く存在します。


有名なところで、電気メスです


電気メスを簡単に説明すると『切ながら焼く、焼きながら切る』といった感じでしょうか


電気を出して、切る・焼く訳ですから、電気を集めるところが必要になります


電気を集めてくれる器の大きな装置を『対極板』といいます


メラメラビリビリ激しい電気を、優しく受け止めてくれます。


なので







電気を集める経路が確保されていれば、安全にグレープフルーツをカットすることが出来るのです


この写真でいうと


画面右の男子学生の左腕に器の大きな『対極板』が貼ってあります


男子学生と女子学生が手を繋いでおり、女子学生は右手にグレープフルーツを持っています


そのグレープフルーツを、画面左の教員が、メラメラ・ビリビリの電気メスで電気を放ちます


流した電気は、対極板が優しく受け止めてくれますので、学生の体には電気が流れた感覚すらないのです


緊張した面持ちではありますが、漫画みたいにビリビリになって骨が見えたりすることはありません



っと、いつもより真面目に説明してみました



そして、もし


器が小っちゃい対極板があったらどうなるのか?

メラメラ・ビリビリの電気を優しく受け止めるだけの器を兼ね備えていなかったら・・・?



の実験です





写真を見てもらえば、わかりますように


切りたいお肉に、本来なら優しくて器の大きな『対極板』さんが、今日は機嫌が悪いんでしょうか?


ちょこっとした心を開いてくれません・・・(お肉との接触部分が少ないですね)


すると、メラメラ・ビリビリの電気は


ちょこっと心開いた部分に過剰に集まってしまいますので・・・





『対極板』さんも受け止めきれず・・・。



火花が上がり



熱を持ち




『対極板』との接触部分から煙が上がってしまってますね



お肉と『対極板』との接触部分が、燃えてしまってるんです。



これが、『熱傷事故』です。



医療機器も、人との関わりも


器がおっきくて、優しく包み込んで、受け止めれれば、火花を散らすことはないんだなぁ


と、思ったのは私だけでしょうか?(笑)



では、また