更新履歴やネットの情報を遡ると、元々は2010年7月にサービスが開始されたあと、サーバーのトラブルや運営主体の変更等を経て、今年1年の間に数多くの機能追加やスマートフォン向けの最適化が行われている。ふとしたきっかけでこのサービスの存在を知ったので、さっそく試してみた。
そもそも、iモード端末で利用していた「Gガイド 番組表」にもAndroidアプリが存在するのだが、なぜかリモート録画がPanasonic製のレコーダーのみの対応に限定されてしまった。このため、SH-03C(LYNX 3D)を使っての外出先からのテレビ番組の録画予約が出来ず不便を感じていた。
CHAN-TORU自体はブラウザだけでも利用できるのだが、スマートフォンからの利用はS-Entrance for Androidというランチャアプリを使った方が快適に操作できるようなので、さっそくマーケットからインストールしてみる。
CHAN-TORUでリモート予約を行うにはログインが必要になるが、OpenIDでのログインに対応しているため、手持ちのIDが利用できるのはありがたい。
ログインしたら、地域やレコーダーの設定を行う。
BDレコーダーへのリモート機器登録はパスワード方式で、赤外線送信の機能には対応してしない。不便と言えば不便だが、そうそう声を荒げるほどの問題ではないだろう。
BDレコーダーでリモート機器の登録状況を見ると、機器名がCHAN-TORUとして正しく登録されている。
昨日は多彩。新聞のテレビ欄形式の番組表のほか検索によって番組を選ぶことも可能だ。また、BDレコーダーに登録された予約リストや録画リスト等も確認できる。
予約録画操作も素直な作りで操作しやすい。
ただひとつ、「予約録画完了」のメッセージはシステムチックでフレンドリーでないのが気になる。
CHAN-TORUから利用できる機能はBDレコーダの機種により若干の差があるようだ。
とはいうものの、iアプリ「Gガイド 番組表リモコン」で実現できていたリモート録画予約に関する機能が同様に使うことが出来るようになり、自分としてはたいへん満足している。
【参考】
- ARROWS NXとAQUOSブルーレイレコーダーを連携させる (2014/1/27)
- SH-01Aからリモート録画予約 (2009/5/17)