咲き続けそのまま秋の薊なり 今瀬剛一
朴の花自己崩壊の途中なり 同
わき出づる汗いまだあり死なぬなり 同
猿田彦矛を杖とし炎天下 成井侃
梅雨の蝶雨の重さは知らぬなり 今瀬一博
帰省して平らに眠りゐたりけり 福井隆子
形代の揺り戻されて海近し 岡崎桂子
涼しさや祝詞が巡る森の中 植野康二
咲き続けそのまま秋の薊なり 今瀬剛一
朴の花自己崩壊の途中なり 同
わき出づる汗いまだあり死なぬなり 同
猿田彦矛を杖とし炎天下 成井侃
梅雨の蝶雨の重さは知らぬなり 今瀬一博
帰省して平らに眠りゐたりけり 福井隆子
形代の揺り戻されて海近し 岡崎桂子
涼しさや祝詞が巡る森の中 植野康二
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