なめ猫

kyouiku&entame

日韓連携で拉致問題解決を!-全国学生連続フォーラム

2005年11月26日 | Weblog
水曜日は福岡市の筥崎宮参集殿で開かれた第35回福岡憂国忌(三島由紀夫・森田必勝両烈士慰霊祭)に運営として参加しました。

筥崎宮の神職さんたちによる神事が執り行われ、友好団体からの活動内容紹介のあと、日本協議会・日本会議事務総長の椛島有三氏が講演されました。

椛島氏は三島由紀夫が小説「午後の曳航」のなかで描いた主人公、登少年が憧れを抱いていた船乗り竜二が母親と再婚し、よき夫、よき父親となったことに失望を感じ、竜二を殺してしまうというストーリーは、神戸の酒鬼薔薇少年を想起させるもので、登少年も酒鬼薔薇少年も自己の「精神の空白」を埋めようという心理状況が殺人へと至らせたと指摘されました。

またほりえもん騒動の堀江氏の拝金主義やアメリカ外資の圧力で進められる構造改革について以前当方のブログでも紹介した関岡英之氏の主張を紹介されながら、いまの政府や学者などが外圧を受け入れてしまっている状況に懸念を示されました。

この視点がいまの保守派に希薄どころか、郵政民営化をはじめ改革要求を積極的に受け入れて恥じないところを歯がゆく思っていたので溜飲が下がる思いがしました。

三島由紀夫氏が公明党が共産主義に代わる新たな脅威になるということも見通していたということには驚きました。

直会の席で元九州造形短大教授の小柳陽太郎先生が「話がよかっただけでなく、自分自身が状況に対して対応できる力を身につけなければいけない」と仰られましたが、「憲法に体をぶつけて死ぬ奴はいないのか」と三島由紀夫氏が命を懸けて訴えられた思いをどう受け止めていくのか改めて自分自身に問いたいと思わされました。

さて、拉致問題解決に向けての動きが膠着状態となるなか、全国の大学で拉致問題に取り組む学生たちがフォーラムを開催します。

発売中の『正論』12月号にも広告が掲載されています。

18日の熊本大学を皮切りに7大学で開催されますが、来週28日に佐賀大学で、翌29日に福岡教育大学、30日に長崎大学で行われます。

今回は日韓連携ということで、拉致被害者ご家族と救う会副会長の西岡力氏、韓国の拉致被害者家族会前理事長の金聖浩(キム・ソンホ)氏を特別ゲストに迎えます。

金前理事長は朝鮮戦争の際にお父さんを北朝鮮に拉致されたことをきっかけに、10回以上も北朝鮮に潜入した経験がある方で、数年前に朝鮮戦争拉致被害者家族協議会を結成されました。

日本語も堪能で、TBSニュースにも出演されたことがあります。

大学生は勿論、一般の方の参加も大歓迎とのことですので、平日夕方ではありますがご参加いただきたいと思います。

なめ猫♪も福岡教育大学のフォーラムに参加します。

------開催要項------

日時:平成17年11月29日(火)16:30開場、17:00開会
会場:福岡教育大学(宗像市)共通講義棟107号室
アクセス:http://www.fukuoka-edu.ac.jp/access.html
代表:馬場健(福岡教育大学4年)
連絡先:090-8391-1157(馬場)
主催:拉致被害者を救う福教の会、北朝鮮に拉致された日本人を救出する福岡の会
後援:北朝鮮による拉致被害者家族連絡会、北朝鮮に拉致された日本人を救出する全国協議会

★全国事務局(全日本学生文化会議)
〒153-0042
東京都目黒区青葉台3-10-602
電話:03-3476-5759
FAX:03-3476-5710
Email:bakkan@yahoo.co.jp

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福岡県議会議員に勇者現る

2005年11月14日 | Weblog
最近出版され評判の『利権の真相4』(別冊宝島real)を一読し、著者が共産党系とはいえ、戦後のタブーに斬り込む勇気には脱帽する思いです。

兵庫県八鹿高校事件の凄惨なリンチの描写には思わず目をそむけたくなりました。

差別をなくしていこうという団体が暴力糾弾という人権侵害行為を行ったという事実は否定できません。

もちろん反論もあるでしょうし、解放同盟からの批判本や論文なども読んだ上で客観的に判断することが必要だと思います。

しかし、福岡県の暗部、つい先日地裁判決が出たばかりの県同教のヤミ専従などを見ると教職員の勤務評定が行えない、行わないのもなるほどと思った次第です。

これまで数の上では多数の保守系はどうしてるんだと歯痒く思っていましたが、ついに福岡から人権擁護法案に反対する若き勇者が現れました。

福岡県議会議員の鬼木誠氏(福岡市中央区)です。

弱冠33歳のホープです。

所属会派は緑友会・新風。緑友会は自民党と連携する農政連です。

鬼木議員は北朝鮮拉致被害者救出の集会にもお見えになられたことがあります。

↓おにきどんドットコム
http://www.onikidon.com/index.html

▼▼引用開始▼▼

今月の国民投票「人権擁護法案、是か非か?」

ここ数週間、「人権侵害救済条例に反対してください!」というメールが続々と私のもとに届いています。

福岡県でこのような条例ができようとしているなどという話は聞いたことがなかったため、慌てて議会事務局に確認しました。

県の動向、知事の見解については、10月19日の知事定例会見をご覧ください。以下抜粋。

(記者)10月12日に鳥取県で「鳥取県人権侵害救済推進及び手続に関する条例」が成立しましたが、福岡県ではどのようにお考えですか。

(知事)検討してません。国ベースでつくろうという動きはずっとありまして、これは我々もつくるべきだという考え方で臨んできましたが、県ベースでつくろうという考え方は今持っておりません。

現在の私の見解としては人権擁護法案には反対です。

強い権限を持った人権委員会が、自分の所属団体や思想に都合の悪いことを言う人を取り締まることも可能だからです。差別や虐待で苦しむ人を救わなければならないのは当然のことですが、運用次第では人権の名のもとに自由な言論が封鎖される危険性を孕んだ法案だと思います。

よくあることなのですが、厳しい取り締まり制度ができれば全てが良くなるというのは幻想です(例えば政治資金規制法など)。大事なのは対象となる人の心の持ち方や、立法の趣旨に即した法の適切な運用なのですが、歪んでいることが多いように感じます。


皆さんのご意見をお待ちしております。

▲▲引用終了▲▲

やっぱりメールやファックスは出すべきなのですね。

こういう議員さんが身近にいらっしゃったことに大変驚きを感じ、喜んでいる次第です。

福岡県はご存知のように解放同盟が西日本鉄道・九州電力・西日本新聞など地元財界と深いつながりがあり、自民党も解放同盟には無力です。

しがらみにとらわれない政策本位の若い議員さんをこれからも是々非々で応援していきたいと思います。

★ホームページ上で法案に対する賛否の投票を行っているので、お願いします。

http://www.onikidon.com/index.html

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猪口邦子が参画・少子化担当に・・・

2005年11月06日 | Weblog
10月31日夕方発表された小泉改造内閣の顔ぶれをみて期待と懸念の入り混じった思いでいます。

第3次小泉改造内閣の閣僚は次のとおり。

 ◆首相 小泉純一郎
 ◆総務・郵政民営化 竹中平蔵
 ◆法務 杉浦正健
 ◆外務 麻生太郎
 ◆財務 谷垣禎一
 ◆文部科学 小坂憲次
 ◆厚生労働 川崎二郎
 ◆農水 中川昭一
 ◆経済産業 二階俊博
 ◆国土交通 北側一雄
 ◆環境・沖縄北方 小池百合子
 ◆官房 安倍晋三
 ◆国家公安委員長・防災 沓掛哲男
 ◆防衛 額賀福志郎
 ◆経済財政・金融 与謝野馨
 ◆規制改革・行政改革 中馬弘毅
 ◆科学技術・食品安全・IT 松田岩夫
 ◆少子化・男女共同参画 猪口邦子

午後2時36分に「官房長官に安倍晋三氏」という時事通信社の号外速報が携帯に入ってきました。

やた~うわーーい♪
と大喜びしました笑

産経新聞に13日に開かれた拉致議連の総会で安倍氏が西村真悟議員に「法案反対を民主党でも広げてほしい」と耳打ちしたと報じてたが、人権擁護法案も党内主流派、総裁派閥の安倍さんが反対しておられるため、辛うじて法案の提出にストップがかかっています。

人権擁護法案、拉致問題をはじめ安倍さん抜きには今頃どうなっていたかわからない問題が多い。

それから最近俄かに騒がしくなった靖国神社に代わる追悼施設問題。

税金の無駄遣いでしかない無宗教の追悼施設などを造ろうという輩が福岡の恥さらし、エロ拓はじめ与野党にいるが、毅然と安倍氏は官房長官に就任しても参拝は続けると明言した。

本当に頼もしい限りです。

外務大臣に麻生さんというのはそれなり適所かなと思った。日米同盟重視の立場で、中韓など近隣諸国に対して歴史認識などで毅然と対処されるという印象があるからだ。でも、外交は一貫性も重要なので町村さんは留任のほうがよかったようにも思える。

一方で経済産業大臣に二階をもってきたのは、どういうことなのだろうか?

中国に対する感謝の記念碑を立てましょうなど中国べったり土下座外交を実践してきた人物に対外貿易やガス田開発の問題等を委ねることができるのかと不可解だ。

しかし最も懸念するのは「少子化・男女共同参画」担当大臣に就任した猪口邦子。

この人事について検索して読んだ多くのブログのコメントは正直言ってピントが外れたものが多かった。

ワイドショーなどで外務大臣説が囁かれていたので、少子化・男女共同参画というポストに意外性を感じられた方もおられるのかもしれない。

じつは、そうではないのです。

10月13日に片山さつき、猪口邦子、佐藤ゆかりの小泉チルドレン=マドンナ議員が日本外国人特派員協会で講演した際に、猪口が発言した内容は少々ニュースになったので覚えておられる方もいると思いますが、ジェンダー問題でした。

女性国会議員メルマガ「ヴィーナスはぁと」を出しているロゼッタストーンという会社がオンライン発行している「外国特派員クラブの窓から」という連載記事はよくまとまっているのでぜひ読んでいただきたい。

http://www.rosetta.jp/fccj/

それによると執筆者の渡辺晴子氏(メディア・リポート特派員)が会見で次のように質問したそうだ。

「ジェンダー・バッシングをどうすれば防げるのか」

猪口邦子氏の答えはこうだ。
「そうだ、防ぐ方法ですね。我々新議員3人が団結してジェンダーバッシングを許しません!」


もう多言は要しませんね。

ハッキリ、ジェンダーバッシングといっています。

つまり安倍官房長官や山谷えり子参議院議員など若手議員が進めてきた自民党の「過激な性教育・ジェンダーフリー教育実態調査プロジェクトチーム」をバッシング、抵抗勢力だと言い切ったのであり、そうした考えの持ち主が担当大臣に就任したことはフェミニストやそれを利用する内外のグループが反転攻勢に打って出ることは間違いありません。

ただ、ブリュンヒルデさんのブログにフェミニストそのものよりもエリートな似非フェミニストのほうが怖いとあったが、指摘のようになめ猫も猪口邦子は大沢真理とか上野千鶴子などと違い、いわゆる「確信犯」的フェミニストではないように見ています。

とはいえ、彼女は男女共同参画社会基本法の制定に関わっており、ジェンダーフリーな政策が女性の社会進出を促進させると頑なに信じているので、無自覚のうちにフェミニストたちの望む方向性に沿った政策を打ち出してくることが予想されます。

5月にパブリックコメントが行われた男女共同参画基本計画の見直しで、ジェンダー概念を持ち込むことや女性学を大学の必修科目にすることなどに対する批判的な意見が多かった。

そのことにフェミニストと背後の勢力は相当な危機感を感じているようだ。

猪口大臣がこれから何をするのか皆さんもヲチしていっていただきたい。

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