北線の風

荒川橋梁



高崎〜高麗川を走る八高北線。
高崎から高麗川までの間に大小様々な川を渡りますが、その中でも一際印象に残るのは河岸に切り立った岩肌が連なり高さもそこそこに感じられ美しい風景も見せてくれる寄居〜折原間の荒川橋梁ではないでしょうか。
荒川橋梁は3つのガーター橋と1つのトラス橋から構成されており八高線の単独区間では唯一のトラス橋となります。(北藤岡〜倉賀野の烏川橋梁は高崎線と共用のため)
かつては全てガーター橋だったようですが荒川の激しい流れにより橋脚の根固めが流出し始めてしまったため昭和61年に架け替えが行われたようです。
そんな歴史を持つ荒川橋梁ですが四季折々で素晴らしい景色を魅せてくれるため私も何度も足を運んでいます。今回は今まで撮影した中でのお気に入りを何枚か紹介したいと思います。

初夏の荒川橋梁を往く八高線。

梅雨。
川霧が立ち込めまるで水墨画の世界のよう。

或る夏の夕暮れ。空のオレンジが水面に映し出され美しい世界に。
この日は寄居と高崎で夏祭りが行われる日。普段は2両の八高線も3両に増結され輸送に一役を買ってます。

夏模様。

色付き始めた木々と共に。








冬は寒いですが日の出の頃に見るシルエットが美しい。
早起き得意ではないのが玉に瑕です。



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