週刊金曜日な日々

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掘って埋めて・・・工事ができればそれでよし?博多湾内

2011-07-28 18:26:35 | 週刊金曜日
ちらっと聞いたニュースが意味が判らず
ネットで検索しました。

博多湾、「貧酸素化」起こすくぼ地 埋め戻し

判らない。
シロウトには判らない。

なんで問題になるまで海底を深く堀ったの????
で、今になって埋めもどすと・・・・

工事のための工事としか思えないんですけど。
この工事のお金。
東日本大震災の港の復旧とかに使えないんですか???

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博多湾の海底掘削工事でできたくぼ地が、周辺海域の水質悪化や、酸素濃度の低い「貧酸素化」を引き起こし生物が死滅する影響が出ているとして、国土交通省九州地方整備局は、くぼ地を埋め戻す工事を今月中にも始める。湾内の中央航路で進める拡幅事業のしゅんせつ土砂を活用。水質を改善し、博多湾の生態系の改善を目指す。

 問題のくぼ地は、福岡市西部を流れる室見川の河口に計2カ所ある。水深は11-14メートルと周辺より4-9メートル深い。1982-88年、同市百道浜、姪浜地区の埋め立て事業で土砂を採取するために掘った際にできた。面積は計約74ヘクタールでヤフードーム約10個分の広さ。

 福岡大工学部水圏システム研究室の調査では貧酸素化は毎年夏を中心に発生。水の循環が滞るくぼ地は下水処理水などに含まれる有機物がたまり水質が悪化しやすい。その結果、有機物をバクテリアが盛んに分解して酸素を消費、酸素が不足するとみられる。貧酸素化した海水がくぼ地からあふれ周辺の貝などが死ぬ影響も出ているという。

 海水の酸素濃度は通常、1リットル当たり4ミリグラム以上。埋め戻しは、同研究室の調査で同1ミリグラム以下と貧酸素化がより深刻な東側のくぼ地(約35ヘクタール)でまず実施し、2013年度までに終える計画。将来的には西側の埋め戻しも検討する。

 同研究室の山崎惟義(これよし)教授は「くぼ地ができる以前の状態に近づけられるのではないか」と期待している。

=2011/06/04付 西日本新聞朝刊

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