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週刊金曜日な日々

「週刊金曜日」、一読者のB級時評
題名に「週刊金曜日」と使用する事は、編集部の許可を得ています。

「空気を読む」と「ホリエモン」と・・・

2006-01-23 11:42:32 | 週刊金曜日
言葉が空気を読めなくしているのでは?という糸井重里氏のコラムを読んでいて、ホリエモンの事を考えました。

ホリエモンの錬金術というサイトを今朝、読みふけっておりました。
ライブドアの企業体質についてはプロ野球参入しようとしていた時期から問題視している人もちゃんといらして
新規参入審査に落選したライブドアの『企業体質』 「ライブドア落選、当然の理由」
2004年11月時点でも判っている人には判っていたようです。
「ホリエモンの錬金術」というサイトも昨年春からの日本放送の買収時から書かれています。

情報はちゃんと発信されていたのですが、上っ面なマスコミ報道によって、ホリエモンがあたかも「若き改革者」と祭りあげられて(あるいは本人もそれを判って、しっかりと利用していた)いたというのがよく判ります。

今までは、「それ(たとえば、時間外大量株取引など)はしないのが(空気を読めばわかる)常識」だったのが、「法律に『禁止』と書いてない事はやっても良い」というのがホリエモンの考え方で。。。。
まあ、義経だって「船のこぎ手は戦闘員ではないのだから、攻撃しない」という当時の武士の暗黙の了解を無視して「こぎ手を矢で打て!」と壇ノ浦で命令したのですが。

空気を読めないわけではなく、わざと空気を読まずに「法律で禁止と書いてないから、やる!」という姿勢で法外な株券発行して「株の時価総額が大きいからわが社はすばらしい会社である」と放言してきたけれど、そのカラクリが崩壊しそうになっている所。
ライブドアが一種の「銀行」となり「株券」というお金を刷り続け、それを手にしている人が、紙切れになりそうで真っ青になっている。。。。


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