トゥルー・グリット [ネタバレ]

※ネタバレや見たくない（期待してない）コメントなども書いちゃうので
不快になりそうな人はぜったい読まないように！
性格上、基本的にベタボメな提灯記事は書きません。

トゥルー・グリットを観てきた。

よかった。
マット・デイモンがぜんぜんマット・デイモンに見えなかった。
なんかかなり幅が広がった気がする。
別れ際の「アディオス」がめっちゃカッコ良かった。
ああいう演技いいよねぇ。

女の子もすごく演技上手かった。
若いが故の怖いもの無しな感じ。でも、実は怖い。けど信念は曲げ
たくない！みたいな芯の強さ、その逆の弱さや雰囲気がすごく良く
出てた。早口でいっきにまくしたてるのなんかもそのへんの心情を
うまく出してる気がする。

ジェフ・ブリッジスは予告でもやってた馬にまたがっての２丁拳銃が
イキイキしててカッコ良かった。
マティには最初から惹きこまれてる気がしたから極力距離をおこう
としたって感じだった。じいちゃんと小娘の２人旅ってのもなんか
いいよねぇ。旅はけっこう殺伐としてるけど。（笑）

見どころはラビーフがマティに別れを告げるところかな。
別に全然派手なシーンでもなんでもないんだけど。
あとはルースターがトゥルー・グリットであることを証明する突撃
シーンと真の男を見せる最後の疾走だね。
なにが彼をあそこまでさせたのか。