先日、google mapで大分県の辺りを見ていたところ、お隣の熊本県の南小国町にシュメール文字のペトログラフがある「押戸石の丘」という場所を発見!
以前、ニューメキシコ州に先住民の壁画(ペトログリフ)を見にいったことのある私にとって大変興味がそそられます。
自宅からもそれほど遠くないため、早速、見に行ってきました!
押戸石の丘は国道212号線から「マゼノミステリーロード」という怪しい名前の片側1車線の立派な道に入り、約2km入ったところに入り口があります(案内板もあり迷うことはありませんでした)。
押戸石の丘に到着し、200円の入場料を払うと、受付の方からパンフレットと簡単な説明を受けた後、方位磁石を受け取っていざ出発です。
入り口には説明が書いた案内板がありました。

丘への道にはウッドチップが敷いてあり、フカフカでした。

ウッドチップの道を歩いていくと押戸岩の丘が見えてきます。

頂いたパンフレットをみると、順路上の最初の岩である「鏡石」にシュメール文字が刻まれているとのこと。
鏡石

鏡石の前に矢印があり、何か文字が書いているのですが、劣化して判読不明でした。
恐らく矢印の先にシュメール文字が刻まれているのだと思いますが、風化が激しく、私の目ではどこに刻まれているのかわかりませんでした(残念)。

パンフレットによると、押戸石の丘には他にも3つの神秘の石があるとのこと。
気を取り直して見て行くことに。。。
鏡石の近くにあるのが「はさみ石」。
石の狭間から夏至に太陽が昇り、当時には太陽が沈むそうです。
ストーンヘンジなどの古代遺跡と同様、太陽の動きと関係しているとは驚きです。
また、「嘘つきがこの間を通ると挟まれる」という言い伝えが残っているとのことで、チャレンジしようと思ったのですが、メタボの太った体はそもそも隙間に入りませんでした(残念)。
はさみ石

夏至と当時の太陽が昇る線状にあり、神事における供え物置き場だそうです。
祭壇石

最後に磁気を発する「押戸石」です。
受付で貸していただいた方位磁石をもって岩の周りをまわると、針が180度以上回りました。
私が調べた限り、他の石ではほとんど針が回らなかったため、この岩だけが強い磁気を帯びているようです。
ヒストリーチャンネルの「古代の宇宙人」を見ていると地球外生命体ゆかりの土地や物で磁気を帯びているものがよく出てくるため、ひょっとすると宇宙人と関係しているのかもしれません。
押戸石

シュメール文字のペトログラフを見つけられなかったのは残念ですが、ミステリーな雰囲気を楽しむことができ、いい思い出になりました。
また、丘からは、くじゅう連山や阿蘇の山々の手前に草原が広がる壮大な光景を堪能することができます。
九重連山と草原

阿蘇山と草原

個人的には確認できませんでしたが、シュメール文字はメソポタミア文明で使われていた文字で、国東市のペトログラフにも確認されています。
日本から遠く離れた今のイラクで使用されていた文字が日本で発見されるとは不思議です。
私の大好きなヒストリーチャンネルの「古代の宇宙人」では、四国の霊山「石鎚山」と河童の関連が取り上げられ、河童の背中に羽が生えているため、メソポタミア文明の神話で人間を作った神「アヌンナキ」が河童の正体では?との話がありました。
日本でシュメール文字のペトログラフが見つかっていることを考えると、あながち嘘とも言えない気がしてきました。
押戸石の丘を後にし、家に帰る途中、いつか行こうと思いながら行かずじまいになっていた玖珠町の「伐株山」に寄ってみました。
急な坂道を上り山頂に着くと、人が集まっていました。
何かと思い近づいてみると、パラグライダーのパラシュートが。。。

生まれて初めてみるパラグライダーに「これがパラグライダーか!?」と思っていると、「Go!」の掛け声とともに、パラシュートが宙に舞い上がりました。

「うおー」と思っているといきなりテイクオフです。

パラグライダーはゆっくりと地上に向けて降りていくものと思っていたのですが、上昇気流に乗って山頂より高く舞い上がりました。

その後、パラグライダーは山頂に戻ってきて着陸しました。
予期せず人生初のパラグライダーの飛行を目の前で見ることができ、大変幸運でした。
なお、伐株山からは玖珠の絶景を楽しむことができます。

また、山頂にはオシャレな無料休憩所もあり、寒風の中でも眼下の玖珠の絶景を堪能できるようになっていました。
玖珠を訪問する機会があれば是非。。。
