イワツバメ
アブラナも咲きはじめ
社協の組織会員研修で「災害に強いまちづくり」佛教大学後藤先生のお話がありました。
最初に黙とうがあり、各地の避難所などで活動されている先生から、いろいろと
大事なことを教えてもらいました。災害に強いまちづくりでなく「災害にも強いまちづくり」を
してほしいといわれました。災害だけでなく普段から交流や助け合いなどやっている町が、
災害の時に、強いまちだとのことでしたが、ほんとにそうだろうと思いました。
今朝の読売新聞に、「戻らぬあなたへ」として60数人の亡くなった方への家族からの
ことばが掲載されていました。読んでいると涙が止まりませんでした。
何千人ものこういう方がおられ、また、わたしもような一人暮らしでは、だれからも、こんな
言葉もいただけない方もたくさんいたのではないかと、想像します。
3.10は、昭和20年3月10日の東京大空襲で、10万人もの人が亡くなったと
いわれています。私は、小学校4年生、縁故疎開で、埼玉県現在の本庄市に行っていました。
山の上が、真っ赤に染まってみんなが東京が空襲されているそうだと、言いながら空を眺めて
いました。恐ろしかった思い出です。その後、日本の各都市に、焼夷弾が、雨あられと、
降り注ぎ木造の日本の都市が空襲されていったのです。
3.11は、まだ、いやもう4年というところですが、復旧は、ままならず、予算は、何兆も
残っているとか、本気度が足らないとしか言いようがないです。
3月7日、雨の中、西宮フォーラムに参加しました。
西宮は、かいご学会を毎年やっておられましたが、今年からは、西宮市主催の
西宮フォーラムに格上げ、と言ってもいいようで、つどい場桜ちゃん丸尾さんは、
やっぱりすごいと思います。
私たちは、第6分科会に参加しました。登壇者は、「毎日がアルツハイマー2」の監督、
関口祐加さん、長尾クリニックの長尾先生、日本医科大学精神神経科の上田諭先生、
さくらちゃんの丸尾さんの4名で、最初に映画「毎日がアルツハイマー2」の上映がありました。
この映画は、関口さんが、イギリスへ行かれて認知症介護の現場を見てこられた状況を含めた
現在のお母さんの状態を撮影されたものです。私は、最初の映画を見ていないのですが、評判を
聞いたみたいなと思っていました。印象は、認知症のお母さんの明るい声に感銘を受けました。
長尾先生は、在宅ケアに取り組んでおられて、最近の本、「家族よぼけとたたかうな」を書かれて
います。
上田先生は、関西学院から朝日新聞社から、北海道大学医学部を卒業されて、現在、
認知症治療に取り組んでおられます。現在の状況を、「早期発見・早期治療」と叫ぶばかりで、
展望のない学会、政府を批判されて「認知症」は、悲惨な病気、介護は、大変な労苦という見方
、これらを変えなければといわれています。
医療、医師の問題点が、議論されていました。
車塚公園の河津桜が、三月の声を聞くと咲き始めました。
早咲きの桜として有名な河津桜が、数本植樹されていますが、
枚方でも開花しています。まだ、小さい木ですが、春をかんじさせてくれます。
薄いピンクの河津桜