私の写真日記

私は喜寿近くになり50年勤め完全退職しました。これから健康寿命を伸ばし夫婦共々穏やかに楽しむ人生を願っています。

信州の木曽路蕎麦

2011年07月04日 | 自分のブログ

そう、木曽檜の箸づくりは前回ご説明したとおりですが、その体験工房(木曽路館)の出入口付近に、昔の蕎麦を作りを表現するお人形が飾ってありました。

どれも精巧に出来ていて、表情も豊かでした。

思わずいろいろなアングルでパチリしてみました。

 

 

この木曽路館は蕎麦打ちの体験工房もあったんですね。

私たちは時間が無いので、きっと箸作りになったのでしょう。

 

 

木曽路館のHPによると・・・

蕎麦打ちは八つから九つくらいの手順があるようです。

 

一、水まわし(まんべんなく粉に水を含ませるようにかき混ぜる)

 

 

二、まとめ(本鉢についた粉も落としながらまとめていく)

三、菊もみ(本鉢のヘソのカーブを利用して内側に折りこんで練む)

四、丸出し(厚みが平均になるよう力を加えていき、少しずつ大きな円にする)

五、丸出し2(めん棒を使い、うすく生地を延ばしていく)

六、本のし(めん棒に巻き取り、転がすように延ばす)

 

 

七、包丁(こま板を定規のように使い、1.5mm位の幅で切る)

昔?熟練ものはこま板などは使っていないようですね。

 

 

丁稚でしょうか?桶で水を運んでいます。

こうして、蕎麦打ち職人の腕を盗んでいたのでしょう。

 

 

その周りでは、蕎麦ちょこを用意したり、薬味を準備しています。

実に写実的です。

 

 

八、奥では年配者が蕎麦を茹で上げています。

やはり、茹で加減が熟練の域なのですね。

蕎麦つゆも店の味です。

なんて言う醤油つゆだか分かりませんが、美味しそうに感じます

 

 

そろそろ出来上がりのようですね。

そば湯も用意してあります。

手前には削りぶしようのカンナかな?

 

 

お店に出すところでしょう。

これは娘っ子が担当しているのかな?

それぞれの役割分担が分かります。

 

 

引き上げてきた蕎麦せいろは、きれいにたいらげていました。

ひょうたんの薬味入れも見えます。

のし棒から、こねる鉢、蕎麦ちょこ、手の表現、台の粉が散ったところ、それぞれの役回り、子どもや丁稚の存在・・・。

たった、1メートルちょっとの展示でしたが、あまりにも良く出来ているので見とれていました。

どなたが作られたか分かりませんが、人形の表現はもちろんのこと、蕎麦打ちに精通した方が関わったのでしょうね。

木曽路の蕎麦屋をご紹介しました。

凄い!

 

yuki-G

 


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1 コメント

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Unknown (シナモン)
2011-07-05 20:35:15
木曽路はすべて山の中
同じ頃 私は 奈良井の宿に
同じ街道の どこかとどこかにいたわけですね
なんだか 面白いですね

たとえ 横にいらしたとしても
分からないですけどね お互い
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