そう、木曽檜の箸づくりは前回ご説明したとおりですが、その体験工房(木曽路館)の出入口付近に、昔の蕎麦を作りを表現するお人形が飾ってありました。
どれも精巧に出来ていて、表情も豊かでした。
思わずいろいろなアングルでパチリしてみました。
この木曽路館は蕎麦打ちの体験工房もあったんですね。
私たちは時間が無いので、きっと箸作りになったのでしょう。
木曽路館のHPによると・・・
蕎麦打ちは八つから九つくらいの手順があるようです。
一、水まわし(まんべんなく粉に水を含ませるようにかき混ぜる)
二、まとめ(本鉢についた粉も落としながらまとめていく)
三、菊もみ(本鉢のヘソのカーブを利用して内側に折りこんで練む)
四、丸出し(厚みが平均になるよう力を加えていき、少しずつ大きな円にする)
五、丸出し2(めん棒を使い、うすく生地を延ばしていく)
六、本のし(めん棒に巻き取り、転がすように延ばす)
七、包丁(こま板を定規のように使い、1.5mm位の幅で切る)
昔?熟練ものはこま板などは使っていないようですね。
丁稚でしょうか?桶で水を運んでいます。
こうして、蕎麦打ち職人の腕を盗んでいたのでしょう。
その周りでは、蕎麦ちょこを用意したり、薬味を準備しています。
実に写実的です。
八、奥では年配者が蕎麦を茹で上げています。
やはり、茹で加減が熟練の域なのですね。
蕎麦つゆも店の味です。
なんて言う醤油つゆだか分かりませんが、美味しそうに感じます
そろそろ出来上がりのようですね。
そば湯も用意してあります。
手前には削りぶしようのカンナかな?
お店に出すところでしょう。
これは娘っ子が担当しているのかな?
それぞれの役割分担が分かります。
引き上げてきた蕎麦せいろは、きれいにたいらげていました。
ひょうたんの薬味入れも見えます。
のし棒から、こねる鉢、蕎麦ちょこ、手の表現、台の粉が散ったところ、それぞれの役回り、子どもや丁稚の存在・・・。
たった、1メートルちょっとの展示でしたが、あまりにも良く出来ているので見とれていました。
どなたが作られたか分かりませんが、人形の表現はもちろんのこと、蕎麦打ちに精通した方が関わったのでしょうね。
木曽路の蕎麦屋をご紹介しました。
凄い!
yuki-G
同じ頃 私は 奈良井の宿に
同じ街道の どこかとどこかにいたわけですね
なんだか 面白いですね
たとえ 横にいらしたとしても
分からないですけどね お互い