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魚信伝心ブログ

磯マダイ80オーバー2匹!!回想録

それは昨年の今日。2020年6月4日でした。
今年の海は変だ!おかしいと話していたところ、そういえば昨年釣ったマダイはいつだったっけ?ということから思い出しました。
しかし、ブログを見ても乗っていないぞ??
むむむ!写真を調べてみて昨年の今日だと判明!。
あっ!そういえば、がまかつからもバリバスからもコロナ禍でテスターとしての釣行の情報は出してはいけないとの通達があり出さなかったのであった。

磯のフカセ釣りで一日に80cmオーバーのマダイを2匹釣りあげるのは一生にもうないだろうということで、思い出しながらアップしておきます。

山本君というフカセ釣りにはまった若者がいまして、以前見えているマダイを食わせるが切られてどうしようもないと相談があった。
僕なりの竿の使い方アドバイスをしたらなんと80オーバーのマダイが獲れたと喜びの報告があった。それ以来「連れてってください」と言われていたのだが彼の仕事と僕の都合がつかなくて延び延びに。
山本君の仕事は佐渡に数か月居なくて、帰ってくるとしばらく休みというもの。
たまたま都合がついて一緒に行けることになったのだった。

2020年6月4日木曜日。中潮2日目。三井、山本、某居酒屋の店主の三人。
釣り場は外海府、高千、沖のミコ。
超一級の磯であるが僕は25年くらい前に一度しか乗ったことがない。
しかし渡船で荷物を渡したり撤収を手伝ったりとなんとなく地形は解る感じ。
ワクワクしながら渡礁したのだった。


北側に船着けして山本君に好きな場所を選ばせる。意見を聞かれたので一番端の足場の低い端がいいと思うよと、そこで彼が竿を出すことに。
僕は船着けでまずはメジナ狙いだ。
しかし口太の50cm、尾長の50cmも狙えるということで道糸ハリス2.5号通しで釣り始める。
ありゃりゃ!!玉網はあるが玉の柄が無い。お客様に説明するのにロッドケースから出してそのままだったのだ。
仕方ない。
しばらくするとメジナが釣れ始めた。


よしよし30ちょいのいいメジナ。キープするか迷うなあ~。
メジナは結構釣れる。タナは2ヒロくらい。
コンスタントにメジナを釣っていると43センチ(もっとあったかも、覚えてない)のメジナもゲット。
これもずり上げてキープ。トーナメントバッカンに活かしておく。



山本君に撮ってもらった。
すぐにクロダイも。



でかいメジナ、できれば尾長の45cmオーバーを釣りたくていろいろ探っていると張り出した根の際でウキの下のJクッションが20センチほど離れたところでスッとアタリ。
またメジナだ!と合わせるとなかなかの手ごたえ。
いやいや引きが強烈で竿がのされるので2回ほど糸を抜いて竿を立てる。
しかしさらに強烈な引きだ。結局25mほど左沖へ走られてしまった。
ここは右沖に渡船が避けて通るほどの浅く大きな瀬があり危険だが左沖は深い溝が入り込んでいる。
ムクジ(コブダイ)か?それにしては速いし沖へ走るからもしや?。
慎重なやり取りのあと見えたのは青白く光る魚体。真鯛だ。
やはり大きい。
なんか来た!との声に気づき近くまで来ていたタンカー山本君(仕事がばれるか?)が玉入れしてくれた。
80はあるだろう。



玉網はこっちに置いておきますといい。タンカー君は自分の釣り座へ戻る。
後ろの大きなタイドプールにロープでマダイを泳がす。
僕はまた船着けのワンドでメジナ狙いで釣っているが、メジナ、クロダイ、コブダイとそれなりに楽しんだ。


タンカー君もマダイ狙いだがメジナやコブダイなど大きいのは食ってこない。
しかしいい魚を掛けてやり取りしている。玉網を持って行ってやらねばと竿を置いて駆けつけようとすると、波に乗じて足元にずり上げたのだった。
メジナだ。でかい。
するとタンカー君「あれ?尾長じゃね?!」とな。そこへ波が来る。
尾長が泳ぐ。タンカー君は尾長の後ろを両手を突き出し追いかける。
追いかけているのか追い立てているのか・・・・。
尾長が自由を取り戻し海へと帰る。
高千の沖磯に「あ”~~~~」が響き渡る。
僕の笑い声も響き渡る。



申し訳ないので玉網はタンカー君の足元へ返しておくことに。

潮が当て気味になりクロダイしか釣れないのでタンカー君の釣り座へ向かう途中のワンドで竿を出すことに。
前は波が被るので一つ手前の少し高い場所に陣取る。
海までは5mくらいだが5.75mの竿が有利に働き
気を付けていれば道糸が磯に当たることはない。
またメジナを釣っていると生のオキアミが残る。
全遊動なのでそのまま探っていると竿2本半くらいでウキが消し込む。
こりゃまたでかい手応え。
前まで出てやり取りする。それほど走られずに竿でため何とか走りを止めた。
しかしやはり魚が大きいと時間が掛かる。
突っ込みを何度も耐え、いなし、何とか浮かせることができた。
またもやタンカー君に玉入れをしてもらった。


1匹目のマダイより重く、そして大きい。


またまたタイドプールに泳がすが、80オーバー2匹はチト見れない光景だ。
1匹は下で泳いでいる。黄色の長い棒は流れてきたやつだろう。


釣り座に戻りコマセを撒いているとヒラマサが通って行ったりコマセの下でエサを拾うマダイが見えた。これもまあまあの大きさだ。
自分の前には巻かずにタンカー君の前にコマセをどんどん遠投してマダイが見えたことを伝える。
ほら食え、ホレ食わせろ!。
30分もしたら彼が掛けた!!。そして切られた!!!。
その前に僕のハリスの号数を聞いて3号から2.5号へと変えていたらしい。

僕もメジナをかけて寄せるがスピードが速く強い。
水面下で横になったのは尾長だ!と、プツリ。
ハリスがチモトから切られていた。飲まれていたのだ。
魚体は茶色が強かったなあ~。残念。
某居酒屋店主も尾長に切られたそうな。



いやあ~上出来の釣りでしたが尾長に切られたのは悔しいなあ~。
しかしタンカー君には借りができたね。
今度僕が玉入れしてあげるからね。

佐渡の海にはロマンがある!。

タックル

竿:がまかつ マスタリー深棚1.25号5.75m
リール:ダイワ 19トーナメントISO3000LBD
ライン:バリバス ゼロフカセ磯 2.5号
ハリス:バリバス ゼロハリス磯 2.5号3ヒロ
ウキ:三井ウキ ラージ 0c
ハリ:がまかつ 口元尾長7号
その他:Jクッションj6、パワーノットサルカンⅯ、ガン玉7号2~3個

マダイ85.5cm、80.2cm
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