
すごい迫力のマダイです。こんなのを釣って魚拓を取りたいというお客様がいます。
簡単に墨を塗って布にペタ!ってやるととんでもない魚拓になります。
まず、魚のヌメリや鼻の穴、エラ、オシリの穴やらから出る水や体液を取ります。
そして魚拓を取っているときにも出ないように処理します。

そして精悍に大きく見せるためにヒレを立てます。腹のヒレは骨に沿って長い針を打って立てます。
魚体のぐらつきを無くし、ヒレを綺麗に立てるためにバルサや添え木で固定しヒレを止めます。
僕は待ち針を使ってヒレを固定します。
それから墨を塗ります。これも魚拓になった時のコントラストを考えて塗りますが経験が必要でしょう。
ヒレや頭部などを強調し、腹などの白い部分は薄い色になるように調整。
このときに目は後で書くので墨は塗らずにおきます。
それから魚の1.5倍ほどの長さの布を頭のほうから当てていききっちりと写します。
腹ビレのところは結構難しいですよ。
それから魚を綺麗に洗って魚の役目はオシマイ。美味しく食べましょう。
魚拓は更にこれから入念な修正を掛けて仕上げますが特に目はその人や店で違います。

これで一応魚は出来上がりですが、ここから魚の名前や釣った日付、釣人、釣場などの字を書きます。
記録的な魚を釣ったときは魚拓もいいですね。
キーボードを打ちながら魚拓が「ごたく」になって1人でうけてます

あら、ひとりが「ふとり」になったし・・・・・・
