玉陽庵 算命学ブログ

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個人鑑定について

2015年08月13日 | 個人鑑定
いつも当ブログにお越しいただき、ありがとうございます(*^人^*)

現在、個人鑑定は9月末までご予約でいっぱいの状況です。
10月以降のご予約については、10月開始の算命学教室のスケジュールが確定するまではご予約受付を一時停止しております。

予約受付再開は9月中旬以降となる見込みです。

大変ありがたい事に鑑定に関するお問い合わせを頂いておりますが、このような状況ですので、現時点でのご予約はご容赦下さいませ。

再開時はこちらのブログにてお知らせ致します。
予約に関しては、再開後の先着順とさせていただきますので、どうかご理解を賜りますよう、よろしくお願い申し上げますm(_ _)m





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六親縁 補足

2015年08月05日 | 算命学 あれこれ
大変長らくお休みを頂き、申し訳ありません(>人<)
今後も不定期更新となりますが、たまに覗いて頂けると嬉しいです(*^^*)

さて、本日はたくさんの質問を頂いた「六親縁」について。

正確には、「六親法」が「本来の六親を辿る方法」。
ただ、これだと宿命に存在しない星も出てきてしまいますので、実際の縁の薄さや濃さを判別できません。
(ただし、現在守護霊となっている方はどなたかを見る場合はこちらを使います)

「六親法」で辿れないご縁を、“陰陽違い”や“定位置”から取る方法が「十二親観法」と言います。
実際のご縁の濃さ、薄さを見る場合は、この方法を使います。

例を見ながらご説明しましょう。

元野球選手で国民栄誉賞を授章された、ゴジラ松井こと、松井秀喜さん。
ご家族も良くテレビなどで拝見しますし、特にお父様は「松井秀喜 ベースボールミュージアム」を運営するなど、息子さんに対する情愛は皆様良くご存知の事と思います(^^)

松井さんの「六親縁」を、まずは「六親法」で見てみましょう。

松井さんの陰占はこちら。


  甲 庚 甲
午 申 午 寅 子
未 戊 己 戊 丑
  壬 丁 丙         
  庚   甲


まず、ご本人は「甲」ですね。
ここから、「お母様」である「癸」、そしてその干合相手である「戊」を「お父様」として祖父母まで。
また、ご自分(甲)の干合相手「己」を「配偶者」、そこから生まれる「庚」「辛」を子供、陰陽違いの「乙」を「ご兄弟」として図に表していきます。


 壬-丁 庚-乙
   | |
   戊-癸
     |
  乙--甲-己
       |
      ---
      | |
      庚 辛


さて、これを実際の松井さんの陰占と見比べると、お母様に当たる「癸」がありませんね。
なので、「十二親干法」では、陰陽違いの「壬」を取ることになります。
「六親縁」は自分を産んでくれた「母」からしか取ることができません。
なので、お母様の陰陽が変わると、全体が変わります。

松井さんの「十二親干法」を用いた「六親縁」はこちら。
(青色で示したのが、陰陽違いの干)

 己-甲 
   | |
   丁-
     |
  --甲-己
       |
      ---
      | |
      庚 

「母親」が「壬」ですので、「父親」は干合相手である「丁」になりましたね。
父方の「祖父母」もこれに合わせて変わりますが、どれも陰占にある星です。
これに対し、母方の「祖母」は「辛」であるべきですが、こちらは陰占に無いので陰陽違いの「庚」を。
そして、母方「祖父」も「乙」が無いので、陰陽違いの「甲」。
兄弟を示す「乙」も同様に陰陽違いの「甲」を取ります。
配偶者(妻)である「己」が陰干ですから、その子供の「庚」は男の子。
女の子の「辛」は陰占にないので、こちらは空欄とします。

このように見ると、松井さんは陰陽違いの星があるとはいえ、ほぼ六親は埋まっており、六親縁は濃いと言えるでしょう。
松井さんは午未天中殺で家系の流れを締めくくる役ですから、家系の恩恵を受けるべき人。
六親縁が濃い方が、もちろん有利です。

幼い頃はお父様、お兄様とキャッチボールをして育ち、たくさんのお母様の愛情を受け、そして、プロに入れば毎日のように届くご両親からのFAXでの励まし。
実際にご家族のしっかりとした支えがあった事は間違いなく、宿命に矛盾する事無く家系の恩恵を受けて、日本を代表する野球選手となられたのです。


もちろん、「六親縁」だけで陽転するしないを判別できるものではありません。
ただ、矛盾ができる限り少ない方が有利ですので、“「天中殺」と「六親縁」が矛盾しない”というのは有利な条件が一つ加わる事になります。

もちろん、この「六親縁」は血の繋がったご縁のみを見る手法ですので、養子に行かれた方はこの手法で養父母との縁を見る事はできません。
血の繋がらない方とのご縁は、結婚の相性と同様、共通干支法や宇宙盤を使います。

ただ、算命学では「養子運」というものもありますので、そのような宿命をお持ちで実際に養子になられた場合は、「運が強い」と見ます。

算命学の基本は「総合判断」。
一つの指標だけに囚われると、全体像が見えてきません。

「六親縁」も指標の一つではありますが、陽転に欠かせない重要な指標は他にあります。
「天中殺」はこの重要な指標であり、ここでお話した「六親縁」は、この天中殺を生かしやすいか、生かしにくいかを判断する二次的な指標とも言えるでしょう。
そこに矛盾があったとしても、むしろ珍しい事ではありませんので、肩を落とす必要はありません。

宿命に矛盾の無い人は極めて稀。
そして、人生に苦労の無い人はいません。

自分の宿命と実際の環境とのどこが矛盾しているかを知ることは、実は幸せな人生を生きるための大きなヒント。
人生のスタート時点で矛盾を抱えていても、ご自身の努力によっては、その矛盾を解消し、運を引き寄せることもできるのです。

人の一生は宿命で決まるものではなく、自分に合った道を知り、そこに向かうたゆまぬ努力こそが決め手となるのだという事を、ぜひ覚えておいて頂きたいと思います(^^)




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