玉陽庵 算命学ブログ

★ホームページ★
スマホ版 https://gyokuyouan.com/sp/index.html

縁の深い間柄ー天剋地冲

2014年12月25日 | 算命学 あれこれ
実は数日前、「天剋地冲」についてコメントを頂きました(^^)

「天剋地冲」が深いご縁を示すものであることは、過去の記事にも少し出てきているのですが
きちんとしたタイトルと共に、これがご縁の深さを表す「共通干支」であることを、
もう一度お話しておきたいと思います。

天剋地冲は、確かに精神を壊し、現実を壊し合うという厳しい関係です。
このような関係を避けて通りたいと思うのも無理はありませんが、
前世、過去世に出会ったことの無い人とは、決してこの「共通干支」は出てきません。

確かに、同じ「共通干支」であっても、現実的な利益を出す必要のある共同経営者など
ビジネスパートナーとの間にこの「天剋地冲」や「納音」という「分離条件」がある場合は
事業が失敗してしまうので、決して組んではいけないというのは事実です。

ただ、親子、兄弟、夫婦には、この「天剋地冲」が良く見られ、この場合は深いご縁を示します。

なので、恋人と自分の関係にこの「天剋地冲」があるから、別れるべき?と悩まれている方には
「むしろ、結婚につながるご縁ですよ」というのが、算命学の相性判断です。

この世というのは、修行の場。
何らかの精神面の向上こそが、生まれて来る目的です。

夫婦というのは、社会の最小単位であり、結婚生活は修行の場。
夫婦喧嘩などしたことのない仲良し夫婦も存在しない訳ではありませんが
ちょっとしたことで喧嘩をしたり、仲直りしたり、を繰り返しつつ
手を取り合って生きていくのが基本。

どうしても衝突してしまう部分も、夫婦として生きていくためには
何とか折り合いをつけなければなりません。
どのように腹立たしいことも、夫婦として生きていく中で最終的に許し合えれば、
それは大きな課題を二人で乗り越えたことになります。

このように二人で課題を乗り越え、精神面の向上を図ることができるのは、
「天剋地冲」が二人の間にあるからこそ。

むしろ、「天剋地冲」などの共通干支が無ければ、衝突した時点で
あっさり離婚に繋がり、課題を乗り越えようとも思わないでしょう。

「愛し合っていたのに結ばれなかった」ことに対する無念も、「縁ある相手と
結果的に敵同士になってしまった」ことに対する無念も、同じ無念。
「再び出会ったなら、もう一度一からやり直したい」と魂に刻み込まれた想いは
ベクトルが違っても、強さとしては同じなのです。

最大破壊を表す「天剋地冲」ではありますが、親兄弟、夫婦の縁としては
非常に深い前世・過去世からのご縁であることは、覚えていていただきたいと思います(^^)
コメント (1)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 天中殺と十大主星(年運) | トップ | 大運の西方納音 »

1 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
興味深い記事でした。 (まるるん)
2015-06-17 04:33:24
おはようございます。
興味深い記事でした。
私月柱と父年柱、月柱(天干は違います)は天剋地冲、
娘年柱月柱と父日柱、娘日柱と父月柱も天剋地冲

私の月柱と夫の日柱は納音
(私の日支と羅状で大半会もあります)
と嫌な説明しか読まなかったので、落ち込んでいました。
乗り越えていく何かがあり、一緒に立ち向かうことが必要…そんな気になり救われました。

因みに私の勤める会社の社長の年柱月柱と事務経理の日柱が天剋地冲で、事務経理(自分自身も年柱と月柱間は天剋地冲)変にお互い依存しあい、会社がおかしい方向になってます。社長の日柱と私の月柱は納音、社長日支と年月干と私の日柱は大半会、社長年柱月柱と私の日干と月柱は律音の為か、社長の志などは理解できますが、行動はいまいち…というのもあります。ビジネスには合わない相性だと痛感しています。
返信する

算命学 あれこれ」カテゴリの最新記事