自動車運送事業(トラック、バス、タクシー)は監査が行われます。
輸送の安全のためにきちんと法令を遵守し事業を行っているかどうかを
監査し、違反があれば行政処分を受けることになります。
以前は基本的に自動車運送事業(トラック、バス、タクシー)の監査方針は
共通でした。
平成27年のスキーバス事故により、貸切バス事業については様々な検討がなされ、
貸切バス事業者への監査は少し特別なものとなりまし . . . 本文を読む
最近起きたバスに関する事故について考えてみます。
1月21日に神奈川県で左折時に横断歩道上の歩行者をはね、
歩行者がお亡くなりになるという事故が起きてしまいました。
報道では、乗客を降車させた後、帰社する途中の事故のようです。
回送中の事故です。
過去にもこのブログで書いたと思いますが、路線バス、貸切バスともに
回送中の事故は多く起こっています。
運転士の心理として、乗客を全て降ろし終わると緊張 . . . 本文を読む
平成28年12月より、貸切バスの運行管理の強化として、運行管理者の
制度が改正されました。
①運行管理者となるには、運行管理者(旅客)に合格したものに限定。
②夜間運行時の中間点呼の実施。
③補助者の選任は届出が必要。
となりました。
次の④については、平成29年12月に施行予定となっております。
④必要な運行管理者数の変更(H29.12施行予定)
現在30両に1人→20両に1人(最低2 . . . 本文を読む
H28.8.30に「安全運行パートナーシップ宣言」が発出されました。
これは、H23.6.10に(一社)日本旅行業協会、(一社)全国旅行業協会、(公社)日本バス協会の3者により
発出された「安全パートナーシップガイドライン」の内容に、『利用者への情報提供、適正な運賃・料金の収受に関する内容加えをまとめたものです。そして名称も「安全運行パートナーシップ宣言」と変更されました。
内容は、
利用者 . . . 本文を読む
平成28年1月15日に発生したスキーバス事故を踏まえ、軽井沢スキーバス事故対策検討委員会において6月3日に「安全・安心な貸切バスの運行を実現するための総合的な対策」がとりまとめられました。
その中で次の事項がH28.11.1より改正されます。
【貸切バス増車の際の事前届出書類の変更】
増車の届出を行う場合は次の添付書類が必要になります。
○営業所ごとに、配置する事業用自動車の数により義務付け . . . 本文を読む