我的雑感

読んだ本の備忘録。
正確には書名&著者名の個人的データーベース。
視聴したテレビ番組等や、日常の雑感も備忘的に投稿。

中川昭一さん

2022年07月08日 22時06分51秒 | 日記
安倍晋三元総理の逝去、驚いたし、悲しい。
だけど、この驚き&悲しみ以上のものを、既に味わっていた。

そう、中川昭一さん、逝去の時に。
あの時の絶望感というか、未来を託せる政治家を失ったという悲しみは、今回の比ではなかった。

その中川さんの遺志を継いで、頑張ってくれていたのは、安倍さんだった訳で。
その二人を失ってしまったというのは、ちょっと言葉が見付からない。

表面上、あるいは単発で、保守らしい事を叫ぶ政治家は、山のようにいる。
中国批判をしながら、しかし中国に招待されたら、吉本新喜劇の「今日の所は勘弁しといたる」と同等・・・と言ったら、真剣にやっている吉本新喜劇に失礼なほど、みっともない啖呵を切って逃げ出した、保守を自称する元政治家とか、政治屋にはなりたくないから一期しか議員をやらない!と宣言しながら、シレッと二期目に立候補している議員とか。
要は、単なるガス抜き要員であって、実際、彼らのような存在は、害悪でしかないと思う事も少なくない。

でも、安倍さんも中川さんも、そこは違った。
勇ましい事だけを叫ぶんじゃなく、それをちゃんと落とし込む実行力があった。
党内をまとめて、立法に繋げるという事が出来ていた。
つまり、本当の意味での政治力 = 実務能力がズバ抜けていた。

高市さんなんかが、その位置まで来られるのかどうかは、今は分からない。
分からないけど、中川さんの遺志を安倍さんが継いでくれたように、安倍さんの遺志を継ぐ政治家も出て来るだろう。
実務能力の有無は、実際に責務ある地位に就かないと、分からない面も強いとは思うけど。

これからも、その人が死した時に、絶望を抱くような政治家を、応援していきたい。

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