全ての厄を昨年末に捨て去り、新しい職場で心機一転頑張っている今日この頃、
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
すっかり月イチ更新がデフォルトになりつつある当ブログですが、
生温かい目で見守ったり見損なったりして頂けると幸いでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
全国いっせんまんにんの自衛隊ファン(←この数字に根拠はありません)が楽しみにしている
『海上自衛隊レシピ』…って、あ、あれ?みんな見てるよね?よね??
実はそうでもなかったりする??
ご存知ない方がいるかもしれないので、軽く説明しておくとですね。
海上自衛隊のHPでは、海上自衛隊レシピと言うコンテンツがありまして。
各部隊で実際に作られている、海自飯のオリジナルレシピが公開されているのです。
日々の献立に使える基本的なおかずから、基地のある地元の郷土料理、中華風料理まで。
各部隊バラエティに富んでいて、見ているだけでなかなか楽しい、オススメのコンテンツです。
海自レシピを集めた『お艦の味』なる出版物もありますし、海自とご飯はディープで味わい深い世界ですね。
そう言えば、炊事専門の隊員さんがいるのって海自だけですよね。確か。←違ってたらごめんなすってよ。
食いしん坊な自分はこのレシピを見るのが好きなのですが。
人気があるにも関わらず、作ってみた人のレポが意外に少ないように思います。
うーん、最近では男性の料理も珍しくは無いですが、やっぱり料理はまだまだ女性の世界なのか、
ミリ好きに女性が少ないのか、はたまたミリ好きで料理好きの男性が少ないのか。
ここはひとつ、主婦の末席を汚しまくっている自分がレポしてみるのもいいんじゃないかと。
…実は企画自体は、とり撃ちを始めた頃から考えていたんですよ。
ただ何と言うのか…いやほら…主婦暦十数年の癖に料理ヘタだからさ自分…
それなりに見栄とかプライドとかもあるしさ…ははは…(涙目)。
などと今までずっと躊躇していたわけですが。
あいかわらずレポは少なく、美味しそうなレシピはまったりと公開され続け、
自分的にはそろそろ重い腰を上げざるを得ない感じになって来たわけですよ。
ミリ好きの隙間ブログを目指しているとり撃ち的には、ネタ的にもいい感じですし。
海自レシピはとにかく幅が広いので、簡単な副菜なども結構あります。
最初はそれでお茶を濁そうかと思ったのですが、どうせ作るなら海自らしいメニューがいいですよね。
となるとここはやはり、海自と言えばカレー!カレーと言えば海自!の、カレー!!
カレーを作らずして海自レシピを語るのは、イカンことはないけどイカンでしょう。
我が家のカレーでは使わない材料が多く使われているのも見逃せません。
ってなわけで。
記念すべき第一回目(え?続くの??)は、
『護衛艦やまゆきの牛スジ煮込みカレー』です。
某ニコニコな動画サイトに上がっていたレシピも、このカレーでした。
いつもは“丸写し面倒自分で見に行って~”作戦で乗り切るのですが、
今回ばかりはさすがに、要所要所で引用をしないと厳しいものがありますね。
文字色が赤のところは、海自レシピからのコピペ引用になります。
ある程度は編集しますが基本は丸写しですので(あまりよろしくないのですが…)、
作ってみたい方は是非とも、元のHPを見に行ってください。作らない人も見に行ってね。
牛スジの煮込みカレー(4人分) 提供部隊:護衛艦やまゆき
まずは材料の確認から。
牛スジ・・300g、馬鈴薯・・300g、にんじん・・130g、たまねぎ・・300g
赤ワイン・・大さじ2杯、カレーフレーク・・25g、カレー固形・・25g、カレーパウダー・・5g
バター・・50g(バターは具材を炒めるとき半分、風味を良くするため仕上げ用に半分使用する。)
砂糖・・大さじ2、ブランデー・・少々、
※スープストック・・1500cc
おおおおおお!うちのカレーと全然材料が違う!!
具材自体はどちらかと言うとオーソドックスですが、なんだか新鮮です。
それにしてもカレー固形…
レシピには「市販のカレールウで代用できます」って書いてあるけど、違うものなのか?
野菜や調味料はストック食材でまかなえるので、メイン食材のコイツを買ってきました。
牛スジ!2パック!!
ぐぬぬぬぬぬ…
さすが食材のキャデラックと呼ばれるだけはある牛肉…スジとは言え安くはないな…
牛スジは下ごしらえし、煮汁は捨てずにとっておく。
ふむふむなるほど。要は下茹でしてやれば良いのね。おでんみたいに。
海自ではどんな風に下ごしらえしてるのかな?
牛スジの下ごしらえ
1 鍋に牛スジがひたひたになる位の水を入れ、沸騰させる。
2 沸騰した鍋に牛スジを入れ、10分ほど下湯でする。(アクが出てくるので、こまめに取る)
3 下湯でしたら水気を切り、一口大の大きさに切り分ける。(煮込むと小さくなる)
4 再度鍋に水をはり、臭み取りのネギをいれ牛スジを入れ、水から煮込んでいく。
5 沸騰したら弱火にしてお好みの時間煮込む。(今回は4時間)
※ 煮込み時間が長いほど軟らかくなります。
いったん茹でこぼしてから再度、水から4時間…すげー本格的だよこれ。
さすがにこれは面倒くさい&ガス代がもったいないので、ここは少々手を抜くことにします。
魔法のアイテム、ホエー登場!
や、魔法でも何でもなく、正体はヨーグルトから出る水なんですけれどね。
これをすり込んでやると、肉が柔らかくなるのです。
ホエーをすり込んだあとは、ラップで包んでしばらく放置。
わざわざ皿や新しいラップを使わなくても、購入時のトレーやラップで十分です。
節約になるし洗いものも減るぜ!←ちょっと有能な主婦ぶってみたいらしい。
余談ですが上のトレーは豚肉しょうが焼きの仕込みなので、カレーには使いません。
しばらく放置の上、初回の茹でこぼしはかっ飛ばして、いきなり水から。
Before
After
沸騰したら灰汁をこまめに取りましょう。
臭み消しのネギ(生姜でも可)入れるの忘れた、まあいいか。
牛スジにある程度火が通って灰汁が出なくなったら、鍋を火から下ろします。
下ろした鍋をそのまま放置して自然冷却。粗熱がとれたら鍋ごと冷蔵庫へ。
いったん冷ましたほうが軟らかく、味が染みやすくなるのですよ。
本格的な調理は翌日からになります。
待て、次号!!←この台詞書くのも久しぶりですね。
にほんブログ村
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
すっかり月イチ更新がデフォルトになりつつある当ブログですが、
生温かい目で見守ったり見損なったりして頂けると幸いでございます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
全国いっせんまんにんの自衛隊ファン(←この数字に根拠はありません)が楽しみにしている
『海上自衛隊レシピ』…って、あ、あれ?みんな見てるよね?よね??
実はそうでもなかったりする??
ご存知ない方がいるかもしれないので、軽く説明しておくとですね。
海上自衛隊のHPでは、海上自衛隊レシピと言うコンテンツがありまして。
各部隊で実際に作られている、海自飯のオリジナルレシピが公開されているのです。
日々の献立に使える基本的なおかずから、基地のある地元の郷土料理、中華風料理まで。
各部隊バラエティに富んでいて、見ているだけでなかなか楽しい、オススメのコンテンツです。
海自レシピを集めた『お艦の味』なる出版物もありますし、海自とご飯はディープで味わい深い世界ですね。
そう言えば、炊事専門の隊員さんがいるのって海自だけですよね。確か。←違ってたらごめんなすってよ。
食いしん坊な自分はこのレシピを見るのが好きなのですが。
人気があるにも関わらず、作ってみた人のレポが意外に少ないように思います。
うーん、最近では男性の料理も珍しくは無いですが、やっぱり料理はまだまだ女性の世界なのか、
ミリ好きに女性が少ないのか、はたまたミリ好きで料理好きの男性が少ないのか。
ここはひとつ、主婦の末席を汚しまくっている自分がレポしてみるのもいいんじゃないかと。
…実は企画自体は、とり撃ちを始めた頃から考えていたんですよ。
ただ何と言うのか…いやほら…主婦暦十数年の癖に料理ヘタだからさ自分…
それなりに見栄とかプライドとかもあるしさ…ははは…(涙目)。
などと今までずっと躊躇していたわけですが。
あいかわらずレポは少なく、美味しそうなレシピはまったりと公開され続け、
自分的にはそろそろ重い腰を上げざるを得ない感じになって来たわけですよ。
ミリ好きの隙間ブログを目指しているとり撃ち的には、ネタ的にもいい感じですし。
海自レシピはとにかく幅が広いので、簡単な副菜なども結構あります。
最初はそれでお茶を濁そうかと思ったのですが、どうせ作るなら海自らしいメニューがいいですよね。
となるとここはやはり、海自と言えばカレー!カレーと言えば海自!の、カレー!!
カレーを作らずして海自レシピを語るのは、イカンことはないけどイカンでしょう。
我が家のカレーでは使わない材料が多く使われているのも見逃せません。
ってなわけで。
記念すべき第一回目(え?続くの??)は、
『護衛艦やまゆきの牛スジ煮込みカレー』です。
某ニコニコな動画サイトに上がっていたレシピも、このカレーでした。
いつもは“丸写し面倒自分で見に行って~”作戦で乗り切るのですが、
今回ばかりはさすがに、要所要所で引用をしないと厳しいものがありますね。
文字色が赤のところは、海自レシピからのコピペ引用になります。
ある程度は編集しますが基本は丸写しですので(あまりよろしくないのですが…)、
作ってみたい方は是非とも、元のHPを見に行ってください。作らない人も見に行ってね。
牛スジの煮込みカレー(4人分) 提供部隊:護衛艦やまゆき
まずは材料の確認から。
牛スジ・・300g、馬鈴薯・・300g、にんじん・・130g、たまねぎ・・300g
赤ワイン・・大さじ2杯、カレーフレーク・・25g、カレー固形・・25g、カレーパウダー・・5g
バター・・50g(バターは具材を炒めるとき半分、風味を良くするため仕上げ用に半分使用する。)
砂糖・・大さじ2、ブランデー・・少々、
※スープストック・・1500cc
おおおおおお!うちのカレーと全然材料が違う!!
具材自体はどちらかと言うとオーソドックスですが、なんだか新鮮です。
それにしてもカレー固形…
レシピには「市販のカレールウで代用できます」って書いてあるけど、違うものなのか?
野菜や調味料はストック食材でまかなえるので、メイン食材のコイツを買ってきました。
牛スジ!2パック!!
ぐぬぬぬぬぬ…
さすが食材のキャデラックと呼ばれるだけはある牛肉…スジとは言え安くはないな…
牛スジは下ごしらえし、煮汁は捨てずにとっておく。
ふむふむなるほど。要は下茹でしてやれば良いのね。おでんみたいに。
海自ではどんな風に下ごしらえしてるのかな?
牛スジの下ごしらえ
1 鍋に牛スジがひたひたになる位の水を入れ、沸騰させる。
2 沸騰した鍋に牛スジを入れ、10分ほど下湯でする。(アクが出てくるので、こまめに取る)
3 下湯でしたら水気を切り、一口大の大きさに切り分ける。(煮込むと小さくなる)
4 再度鍋に水をはり、臭み取りのネギをいれ牛スジを入れ、水から煮込んでいく。
5 沸騰したら弱火にしてお好みの時間煮込む。(今回は4時間)
※ 煮込み時間が長いほど軟らかくなります。
いったん茹でこぼしてから再度、水から4時間…すげー本格的だよこれ。
さすがにこれは面倒くさい&ガス代がもったいないので、ここは少々手を抜くことにします。
魔法のアイテム、ホエー登場!
や、魔法でも何でもなく、正体はヨーグルトから出る水なんですけれどね。
これをすり込んでやると、肉が柔らかくなるのです。
ホエーをすり込んだあとは、ラップで包んでしばらく放置。
わざわざ皿や新しいラップを使わなくても、購入時のトレーやラップで十分です。
節約になるし洗いものも減るぜ!←ちょっと有能な主婦ぶってみたいらしい。
余談ですが上のトレーは豚肉しょうが焼きの仕込みなので、カレーには使いません。
しばらく放置の上、初回の茹でこぼしはかっ飛ばして、いきなり水から。
Before
After
沸騰したら灰汁をこまめに取りましょう。
臭み消しのネギ(生姜でも可)入れるの忘れた、まあいいか。
牛スジにある程度火が通って灰汁が出なくなったら、鍋を火から下ろします。
下ろした鍋をそのまま放置して自然冷却。粗熱がとれたら鍋ごと冷蔵庫へ。
いったん冷ましたほうが軟らかく、味が染みやすくなるのですよ。
本格的な調理は翌日からになります。
待て、次号!!←この台詞書くのも久しぶりですね。
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カレーは特に艦によって味付けが違うと聞いた事があります。
結果が楽しみですね。
たまたまなんですが、今日は昼にレーションを食べてみようか悩んでました…どうしても手軽な方に行っちゃうので(汗
いや~、料理は少々苦手なので、長らく躊躇していたのですが。
この度遂にチャレンジです。
海自メニュー、本当に凝ってますよ~。
簡単なものもありますが、「え?これも一から作るの??」と驚かされるものも多いです。
スープストックなどはその代表でしょうか。レストラン並みの凝りようです。
>カレーは特に艦によって味付けが違うと聞いた事があります。
これが一番特徴に出ているのが、何と言ってもカレーですね^^
今回は一番食べてみたかった牛スジを使ったものにしましたが、各艦ごとに違う隠し味を見るだけでもお腹が減ってきます(笑)。
レーション!実はまだ未体験ゾーンなんですよ。一度食べてみたいです。
そう言えば、売店で売っている自衛隊のお土産菓子って食べたことないなあ。
今年は手を出してみることにします。