笠取山分屯基地 開設56周年記念行事に行ってきたよ！その３

「80年生きてごらんなさい。1時間なんて5分ぐらいよ」



…とは、日本シャンソン界の重鎮、故・淡谷のり子先生の名言なわけですが。
何するでもなく日々ダラダラと過ごしていたら、もう８月っスか。そーですか。ははは（遠い目）。




気が付けばすっかりいつものペースに戻ってしまっているとり撃ちですが、
相も変わらずダラダラと、笠取山分屯基地 開設56周年記念行事の続きをば。





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小牧基地からやってきたUH-60Jにやっさもっさと張り付いて写真を散々撮りまくり、一段落付いた時点で11：00くらい。
一般的な開放行事なら、こちらが恐縮するくらいの激しいペースで、
観覧行進だの行動展示だの、サービス満点なプログラムが組んであったりするのですが。



笠取山分屯基地（以下、笠分基）のメインイベント、
U-125AとUH-60Jの競演による捜索救助訓練展示は午後1：30からと言う、超まったりペースです。



行動展示の観賞がメインの方には少々物足りないかもしれませんが、貧乏性な自分としては、またとない機会。
普段なかなかゆっくり見ることが出来ない特殊車両や兵装を、穴が開くまで見つめてやろうと思います。




ってなわけで今回一番ツボだった、移動式お台所！

炊事車！いやあ、実物初めて見ました。嬉しいです！
陸自のヤツとどう違うのよ？と言うのが疑問だったのですが、ウイング車（と言っていいのか？）なんですね！
いや、それより自走式だろ。と言うツッコミはスルーの方向で。



車両後部より見たところ。

正面に見えるのが食品保存庫。ぴっかぴかですね！
うちの冷蔵庫より美しいってのがもうね…ははは…



こちら天井付けの換気扇。モダンでカッコいい！




いったん奥まで進んでみましょう。

ちなみにこの食品保存庫、冷蔵機能はありません。
大きな氷で庫内を冷やすと言う、レトロな方式だそうです。
うーん、エコですね…ってか、自衛官の方から説明を受けたときは結構な衝撃でした。



システムあれこれ。




燃料タンクやコンプレッサーの合間に万能スライサー。配置が面白いです。



こちらは流し。シンクが深くて使いやすそう。

こちらで下ごしらえした後は…



こちらで煮炊き。

焼き物は苦手だそうですが、煮炊きなら一度に200人分の調理が可能だとか。すごいなあ。一度食べてみたい…



1993年製。我が家のバイクと同じ年。

防衛庁の表記に歴史を感じますね。



ってなわけで炊事車に夢中過ぎて、おざなりになってしまった移動式レーダー…

写真が３枚しかないとか…何やってんだ自分…



入基…入間基地の子ですね。これまた実物を見るのは初めて。

帰りに見かけたときには円筒アンテナが寝てたのですよ。写真撮りそびれてくやしい。



こちらは運転席。無骨でこれまたカッコいい！何かこう、丸型の計器って萌えますよね。





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こう言った地上展示では、自衛官の方が装備品の解説をしてくれますよね。
どこの駐屯地＆基地でも大抵は丁重に解説をしてくれますが、
解説する自衛官の方はおそらく、一日何十回も同じ説明をしているんですよね…



それを思うと、混雑しているところでは申し訳ないのもあってあまり長々と聞けないのですが、
笠分基では来場者が少ないこともあって、色々とお話を聞くことが出来ました（主に相棒が話してましたが）。
ついつい展示品にばかり気が行ってしまいますが、現役自衛官の方とじっくりお話が出来るのも、
笠分基の魅力のひとつだと思います。






そしてまたグズグズと次回に続く！！






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